COIN TOKYO

  • 2019/12/05
  • 2019/12/05
  • コイン東京編集部

ビットコイン価格が米ホリデーに上昇する傾向=グーグル検索指数に反応か-SFOX指摘

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ビットコイン価格が米ホリデーに上昇する傾向=グーグル検索指数に反応か-SFOX指摘 
ビットコインは過去5か月間に米国の主要なホリデーを中心に価格上昇を示している。SFOXはトレーダーの傾向(自己充足的予言)を指摘した。

ビットコイン価格が米ホリデーに上昇する傾向

BTC価格推移と3回の米ホリデー
BTC価格推移と3回の米ホリデー

SFOXの調査によると、過去数5か月にBTCの価格は米国のホリデーに増加した。加えて、『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)はホリデー“前”に増加する傾向があった。「相関性は因果関係ではなく、仮説にすぎない」と留意した上で、SFOXはトレーダーが「検索指数をウォッチしている」可能性を指摘する。

11月28日の感謝祭を挟んだ数日間では、11月25日に6515ドルで底を打ち、29日までに7870ドルに達した。Google検索量は感謝祭前の25日時点にピークに達していた。

9月2日のレイバー・デイ、BTC価格は、9668.ドルから​​10129ドルにほぼ5%上昇した。翌日さらに10568ドルに上がった。Google検索量は8月29日にピークに達した。

7月4日の米国独立記念日では、BTC価格は2日の10220ドルから14%上昇して5日に11677ドルに達した。Google検索量は7月2日にピークに達した。

11月の『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)
11月の『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)
9月の『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)
9月の『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)
7月の『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)
7月の『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)

SFOXは、テザー(USDT)の大量発行や送金に反応して、ビットコインを購入するトレーダーの動きに似ていると指摘した。

「市場参加者は、休日前にBTCのポジションを検討し、その後、短期的な価格上昇を期待してBTCでロングポジションを取る可能性がある。休日、実際に短期的にBTCの価格を引き上げる一種の自己充足的予言を作る」

「ビットコイン(BTC)の休日の上昇を実際に推進している要因が何であろうと、BTCはしばらく米国の主要な休日に敏感なようだ。市場参加者は12月のホリデーを監視したいと思うかもしれない」


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