SFOXの調査によると、過去数5か月にBTCの価格は米国のホリデーに増加した。加えて、『Bitcoin』のGoogle検索ボリューム(相対指数)はホリデー“前”に増加する傾向があった。「相関性は因果関係ではなく、仮説にすぎない」と留意した上で、SFOXはトレーダーが「検索指数をウォッチしている」可能性を指摘する。
11月28日の感謝祭を挟んだ数日間では、11月25日に6515ドルで底を打ち、29日までに7870ドルに達した。Google検索量は感謝祭前の25日時点にピークに達していた。
9月2日のレイバー・デイ、BTC価格は、9668.ドルから10129ドルにほぼ5%上昇した。翌日さらに10568ドルに上がった。Google検索量は8月29日にピークに達した。
7月4日の米国独立記念日では、BTC価格は2日の10220ドルから14%上昇して5日に11677ドルに達した。Google検索量は7月2日にピークに達した。
SFOXは、テザー(USDT)の大量発行や送金に反応して、ビットコインを購入するトレーダーの動きに似ていると指摘した。
「市場参加者は、休日前にBTCのポジションを検討し、その後、短期的な価格上昇を期待してBTCでロングポジションを取る可能性がある。休日、実際に短期的にBTCの価格を引き上げる一種の自己充足的予言を作る」
「ビットコイン(BTC)の休日の上昇を実際に推進している要因が何であろうと、BTCはしばらく米国の主要な休日に敏感なようだ。市場参加者は12月のホリデーを監視したいと思うかもしれない」
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。