BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。12月5日以降、チャートのベクトルを上方へ切り替えたビットコイン(BTC)、再び急増を始めたビットコイン(BTC)買い注文量を背景に強い買い圧力が生まれる状況でした。
しかしビットコイン(BTC)の上昇は、これまでレジスタンスラインとして機能していた20日移動平均線に再び抑えられる展開を迎え、本日12月8日までに反落の値動きへ切り替えています。
移動平均線に抑えられたことで強気相場を意識した展開が薄らぐ形にはなりますが、現在のチャートは長期的に見た場合、11月25日の下値形成以降、トライアングルパターンに近い形にもなっています。
強気相場が意識されていた現在のビットコイン(BTC)相場は移動平均線に抑えられた形ではありますが、まだまだ上昇への期待は残されている状況ということになるでしょう。
今後の値動きの中で注目するポイントは、移動平均線に抑えられながらも、トライアングルパターンに近い形を形成しているビットコイン(BTC)がこのままトライアングルパターンを形成するのかという点です。
今後トライアングルパターンが形成されるためには値幅を更に収束する形を形成するのかという点です。まずは直近の安値である77万円台を下回らずに再びベクトルを上方へ傾けるのか注目しましょう。
仮に77万円台を下回る場合、強気相場への意識が更に薄まる形になり、70万円台まで下値を落とす可能性が高まることになるでしょう。
12月7日に20日移動平均線に上値を抑えられたことで、レジスタンスラインが依然強力に機能していることがわかっているビットコイン(BTC)、しかし注文比率チャートでは買い注文量の上昇は一時止まりながらも、ベクトルは未だ下方へは傾いていません。
そのため長期的にビットコイン(BTC)相場を見た場合、まだまだ強気相場への期待が残されています。
今後直近の安値である77万円台を下回ることなく、再びベクトルを上方へ傾ける場合、トライアングルパターン形成へ近くなり、そのまま20日移動平均線を上方へ抜ける可能性もあるため注目しましょう。
今後注目する価格帯として、まずは直近の安値である77万円台を下回ることなく、短期上昇チャートを形成できるのか注目です。
仮に下値を切り上げる形となった場合、ビットコイン(BTC)はトライアングルパターンを形成することになり、そのままレジスタンスラインである20日移動平均線を上方へ超える可能性があります。
そのため20日移動平均線が推移する82万円台にも同時に注目しましょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。