パイロットプロジェクト関係者によると、深センでのデジタル通貨パイロット計画は2つのフェーズに分かれている。第一段階は年内に小規模シナリオで完了し、第二段階は来年深センで広く展開される。蘇州市も続く。
テストには、4つの主要な商業銀行、3つの主要な通信事業者、及びファーウェイが参加する。デジタル通貨『DCEP』は中央銀行のシステムから出て、輸送、教育、医療などの実際のサービスシナリオでエンドユーザーにリーチする。パイロット参加銀行はユースケースを選択できる。
3つの主要な通信事業者(チャイナモバイル、チャイナテレコム、チャイナユニオン)も参加し、銀行のデジテル通貨のウォレットアプリを開発している。関連するデジタル通貨と支払いシステムへのアクセステストも同時進行となる。
パイロットはステップの一つにすぎない。まだ多くの課題が残されている。技術的に中央銀行のデジタル通貨は、銀行券の発行、償還、保管に関連する業界基盤の変化に直面すると予測される。
PBoCはパイロットプロジェクトを実行する商業銀行と非公開会議を11月に開いたという。匿名の関係者は「中国の暗号通貨『DCEP』はPBoCにとって非常に重要」とCaijingに語った。
11月末、中国人民銀行の範一飛(Fan Yifei)副総裁は、トップレベルの設計、標準策定、機能の研究開発、共同テストを基本的に完了したと述べた。同氏はファーウェイの深セン本社を訪問し、金融技術研究を行うために戦略的パートナーシップに署名していた。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。