COIN TOKYO

  • 2019/12/14
  • 2019/12/14
  • コイン東京編集部

大口投資家のアドレスに保持されるビットコインの総量が過去2年間に増加

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大口投資家のアドレスに保持されるビットコインの総量が過去2年間に増加 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
1,000〜100万枚保有する大口投資家のアドレスに保持されるビットコイン(BTC)の総量が過去2年間に大幅に増加した。Coin Metricsのデータによると、2017年末のバブル期にクジラはBTC供給量の37.9%を保有したが、現在は42.1%保有している。13日にブルームバーグが伝えた。

大口投資家のアドレスのビットコインが増加

引用:Bloomberg
引用:Bloomberg

これら大口アドレスのいくつかは暗号資産取引所とカストディアンだ。Flipsideは、取引所がビットコイン供給量の約5%を保有していると指摘する。一方、Coin Metricsは20%と推定する。

引用:Bitinfochart
引用:Bitinfochart

保有量10,000~100,000 BTCのアドレスは現在、ビットコイン供給量の15%を占めており、18か月間に10%増加した。ブルームバーグオピニオンの寄稿者アーロン・ブラウン氏は、加わった多くは、『ビットコインに夢を託していない機関投資家(ファミリーオフィスや富裕層の個人)』と考えている。「彼らはイデオロギーが無いため、価格が上がれば売却するかもしれない」とブラウン氏は指摘した。

Flipsideのデータサイエンス責任者エリック・ストーン氏は、規制されていない取引所で価格操作が起きるリスクを指摘した。

引用:Brave New Coin
引用:Brave New Coin

今年5月17日、Bitstamp取引所で出現した約3,000 BTCの売り注文により、数分でビットコイン価格は7,700ドルから6276ドルまで18%下落した。この変動はデリバティブ市場BitMEXの『ビットコイン永久スワップ』で2億ドル以上のロングポジションの清算を誘発させた。約3,000 BTCの売り注文の作成者は、効果的に利益を得た可能性がある。


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