(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。11月末より上値を20日移動平均線に抑え込まれてきたビットコイン(BTC)、12月4日以降は新たなサポートラインも形成され、20日移動平均線でサポートラインである76万円台によるトライアングルパターンが形成されています。
揉み合いの値動きが続く中、本日12月15日には三度目のサポートライン接触を見せているビットコイン(BTC)、今後もサポートラインが機能を続ける場合、トライアングルパターンは継続という形になり、大きな値動きを見せる可能性が近づく展開が予測されます。
しかしサポートラインがブレイクした場合、これまで形成されてきたトライアングルパターンは否定されることになり、大きな値動きを見せるタイミングを見失う形となるでしょう。
本日12月15日に三度目のサポートライン接触を見せているビットコイン(BTC)、注目したいポイントとして、現在の短期下降チャート前の上昇チャートでは、レジスタンスラインである20日移動平均線まで上値を伸ばせなかったという点。
更にこれまで急増してきた買い注文量の動きが落ち着き始めているという点です。
これらの要素から、揉み合い相場の中で上昇チャートへの勢いが弱くなっている可能性のあるビットコイン(BTC)は、今回のサポートライン接触にてそのままラインブレイクする可能性も十分に考えられる展開となっています。
また仮に現在のサポートラインから反発を見せた場合、トライアングルパターンが意識される展開となっているビットコイン(BTC)相場では、直近上値である79万円台の存在から、20日移動平均線までの上昇が見込まれにくい状況にあるでしょう。
今後の値動きとして、買い注文量上昇の動きは落ち着き始めている状況のビットコイン(BTC)ではありますが、市場には未だ大量の買い注文が残っている状況です。
そのため買い圧力は残っている状況ではあるため、サポートラインブレイク後も容易に大陰線を形成するとは限りません。
仮にサポートラインをブレイクした場合も下落は11月末の下値である73万円台で止まる可能性は十分にあるでしょう。
しかし73万円台を更に下回る展開を見せた場合、これまで大量に貯めてきた買い注文が手放される動きとなりやすく、非常に強い売り圧力を生む展開が考えられます。
そのためサポートラインブレイク後のビットコイン(BTC)は73万円台までに下落を止めやすいが、仮に73万円台を下回りそうな場合、大陰線を形成する可能性があるリスクを把握しておく必要があります。
今後注目する価格帯として、上値は直近上値である79万円台、下値に関しては現在のサポートラインである76万円台に注目しましょう。
また76万円台をブレイクした場合、73万円台への接触は大陰線を生む可能性があると考えておきましょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。