COIN TOKYO

  • 2019/12/15
  • 2019/12/15
  • コイン東京編集部

中国当局の11月の取り締まりは特にセカンドティアの暗号資産取引所に影響が顕著-TokenRoll

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中国当局の11月の取り締まりは特にセカンドティアの暗号資産取引所に影響が顕著-TokenRoll +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
中国の分析機関TokenRollは、30以上のグローバルな暗号資産取引所を対象とした11月次評価レポートを発行した。

30以上の暗号資産取引所の包括的なスコア

レポートは『取引量、ビットコイン資産準備、ウェブトラフィック&ソーシャルメディア』の項目でスコア付けし、主流の暗号資産取引所の包括的な基準を示している。3つ星未満の場合、スコアは表示されていない。

30以上の暗号資産取引所の包括的なスコア 引用:TokenRoll
30以上の暗号資産取引所の包括的なスコア 引用:TokenRoll

取引所によるビットコイン保有量は、事業規模、市場シェア、および運用状況を反映する可能性がある。Binance、Bitfinex、Huobi Globalのビットコイン保有量が増加しており、最上位の取引所に集中していることを実証している。

また、米国の暗号資産取引所Coinbase Proビットコイン(BTC)の保有量は11月に急激に増加した。Coinbase Proは11月に977,200 BTCを保有し、前月の343,813 BTCを大幅に上回った。Coinbaseは今年8月に大手カストディXapoを買収しており、大量のBTC移送が確認されていた。

左:ビットコイン資産準備(BTC)、右:ウェブサイト訪問者数(Similar Web)
左:ビットコイン資産準備(BTC)、右:ウェブサイト訪問者数(Similar Web)

BW.com、Biki、MXC、FCoinなどセカンドティア取引所のボリュームとウェブサイトアクセスが11月に前月比それぞれ20%前後低下した。TokenRollはこれを、「上海と北京の規制当局によるデジタルトークン取引活動に対する厳格な検査による影響」と指摘した。最上位の取引所も影響を受けており、OKExは取引ペアを複数廃止し、ウェブサイトのトラフィックは30%近く下落した。


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