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  • 2019/12/16
  • 2019/12/16
  • コイン東京編集部

投機以外の暗号資産のユースケース:2019年にNFTマーケットプレイスの取引数が増加

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投機以外の暗号資産のユースケース:NFTマーケットプレイスの取引数が増加傾向 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
主要な分散型金融(DeFi)プロジェクトの1つ0x(ZRX)は、2019年に構築(BUIDL)が進み、結果が現れ始めている。先週Messariが指摘した。

NFTマーケットプレイスの取引数が増加

0x30日平均ボリューム 引用:Messari
0x30日平均ボリューム 引用:Messari

今年始めに低下していたボリュームは、現在最大のリレーヤーである『Tokenlon』が春にローンチして以来急上昇している。

0xチームは12月2日に、マーケットメーカーを集める目的でステーキングベースの流動性インセンティブを加える『v3アップグレード』を完了した。0xプロトコル上のフィーから、彼らのオーダー量とZRXトークンのステーキング量に応じてマーケットメーカーに報酬を付与する。

v3はまた『流動性ブリッジ』によって、KyberやUniswapなどの分散型エクスチェンジ(DEX)からオンチェーン流動性にアクセスできるようにした。

0xリレーヤーの月間取引量、取引数 引用:Messari
0xリレーヤーの月間取引量、取引数 引用:Messari

上位3つのリレーはすべてDEXでボリュームの98%を占める。それでも、トレード数を見ると、『God's Unchained』のゲーム内マーケットプレイスや、先月リリースされたNFTマーケットプレイス『TokenTrove』が突出している。TokenTroveは、God's UnchainedとCheeze Wizardのグッズをトレード出来る。

NFTマーケットプレイスは、暗号資産投機以外の0xプロトコルのユースケースを示している。v3アップグレードは0xの重要なマイルストーンであり、ZRXトークンのエコノミクスを大きく変えた。2020年は0xにとって大きな年となりそうだ。


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