今年始めに低下していたボリュームは、現在最大のリレーヤーである『Tokenlon』が春にローンチして以来急上昇している。
0xチームは12月2日に、マーケットメーカーを集める目的でステーキングベースの流動性インセンティブを加える『v3アップグレード』を完了した。0xプロトコル上のフィーから、彼らのオーダー量とZRXトークンのステーキング量に応じてマーケットメーカーに報酬を付与する。
v3はまた『流動性ブリッジ』によって、KyberやUniswapなどの分散型エクスチェンジ(DEX)からオンチェーン流動性にアクセスできるようにした。
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上位3つのリレーはすべてDEXでボリュームの98%を占める。それでも、トレード数を見ると、『God's Unchained』のゲーム内マーケットプレイスや、先月リリースされたNFTマーケットプレイス『TokenTrove』が突出している。TokenTroveは、God's UnchainedとCheeze Wizardのグッズをトレード出来る。
NFTマーケットプレイスは、暗号資産投機以外の0xプロトコルのユースケースを示している。v3アップグレードは0xの重要なマイルストーンであり、ZRXトークンのエコノミクスを大きく変えた。2020年は0xにとって大きな年となりそうだ。
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