参考:米ErisXが「現物決済の仮想通貨先物」発売に向けCFTCからDCOライセンスを取得
16日付けの『Market Notice』によると、暗号資産先物商品の取引時間は月曜~金曜日AM8:00~Pm4:00(セントラルタイム)。取り扱いコインなどの詳細は現時点で明かされていない。
米国の証券会社TDアメリトレードに支援されているErisXは4月末に、現物市場の規制された暗号通貨取引サービスをローンチした。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の米ドル取引、およびETH、BCH、LTCのビットコインとの取引市場をサポートしている。
ErisXは単一のプラットフォームで「暗号資産デリバティブ」と「暗号資産スポット」を取引する場所を提供する。同社のトーマス・チッパス(Thomas Chippas)CEOによると、ErisXは他の資産クラスで使用されている構造と同様に、DCM(取引所)モデルとDCO(決済)モデルの両方を使用して取引機能と決済機能を分離している;
「これは機関投資家が他の資産クラスに期待する構造を反映しています。市場の適切性とアクセシビリティの向上を促進します。」
11月の会議『Pantera Blockchain Summit 2019』でチッパス氏は以下のように述べた;
「現在、市場が見ているのは小規模なAUM機関からの参加と関心です。しかし、当社は本当に異なるストライプの機関をもたらします。商品を取引し、先物をヘッジし、ビジネスリスクを管理する上で必要な作業ができます。」
ErisXの12月9日の公式ブログ『Are Miners the Modern Hedgers?』ではマイナーに対する先物市場の役割を説明。「現代のヘッジャーであるマイナーを含む、誰もがリスクを管理できるように支援する」と強調した。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。