ETH/BTCの日足チャートを分析していきます。現在のイーサリアム(ETH)チャートでは9月中旬から長期的なhead and shoulderのパターンを形作る展開が続いていました。
12月のチャートでは短期下降チャートを形成することにより、ネックラインへの接触が危惧されていたイーサリアム(ETH)、しかし12月4日より下値を切り上げる展開を続けたため、相場ではhead and shoulderを否定し、トライアングルパターンを形成する可能性が高まりました。
そんな中、12月17日未明に大陰線を形成したイーサリアム(ETH)、結果一度否定されていたhead and shoulderは再び可能性を高め、遂にネックラインである0.0188BTC台に接触しました。
ETH/JPYの日足チャートを分析していきます。対法定通貨でのイーサリアム(ETH)チャートでも同様に12月16日に大陰線を形成し、下値を大きく下げる展開を見せています。
対法定通貨チャートでは11月22日にそれまでのサポートラインを下に抜け、更にサポートラインがレジスタンスラインへロールリバーサルされていた状況でもあったことにより、目線は既に弱気相場目線となっていました。
またサポートラインブレイク後、上値を切り下げる展開を続けていたイーサリアム(ETH)は短期トライアングルパターンを形成しており、今回の下落はトライアングルパターン収束点からの下放れと捉えることができます。
イーサリアム(ETH)相場は引き続き弱気相場目線継続となります。
本日12月17日未明に大陰線を形成し、長期下降シグナルであるhead and shoulderのネックラインに接触したイーサリアム(ETH)。
市場ではネックラインが意識されていることもあり、ネックライン上で一度強い反発を見せています。ポイントは現在の反発する力が継続し、完全にhead and shoulderを否定することが出来るのかという点です。
ネックラインを下回る値動きを見せる場合、長期的な下降シグナルを完成させるイーサリアム(ETH)は更に大きな下落を見せる可能性があるため注意が必要です。
暗号通貨市場全体で現状を捉えた場合、12月17日未明には主要暗号通貨であるビットコイン(BTC)を含め多くの暗号通貨価値が下がっています。
暗号通貨市場全体が下落していることもあり、今後ネックラインブレイクの可能性は大いに考えられるため注意しましょう。
現在のイーサリアム(ETH)相場にとって、最も注目したい価格帯は、ネックラインとなる0.0188BTC台ということになるでしょう。
0.0188BTC台ブレイク時は更なる下落を見せる可能性があるため注意が必要です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。