COIN TOKYO

  • 2019/12/18
  • 2019/12/18
  • コイン東京編集部

暗号市場の時価総額は1,700億ドルが重要なサポートに=イーサ(ETH)は昨年安値75ドルを目指す恐れ

このエントリーをはてなブックマークに追加
暗号市場の時価総額は1,700億ドルが重要なサポートに=イーサ(ETH)は昨年安値75ドルを目指す恐れ +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
暗号市場の時価総額は、過去3日間で150億ドル以上減少して18日時点に1770億ドル(19兆1160億円)に低下している。ビットコイン価格は前日比約4%下落して6,500ドルのサポートにさらに近づけた。

暗号市場の時価総額は1,700億ドルが重要なサポートに

暗号市場の時価総額は1,700億ドルが重要なサポートに

暗号資産の時価総額4時間チャートを見ると、2,000億ドルの水準が強力なレジスタンスとして機能した後、着実に低下。200億ドル以上減少して、1800億ドルのサポートレベルも突破した。現時点で1700億ドルレベルがサポートとなり、主要な抵抗ラインは1,800億ドルと1,820億ドルの水準にある。

ビットコインキャッシュ(BCH)は185ドルのサポートを突破して8%以上下落。174ドルのサポートエリアで取引されているが、165ドルの次のサポートに向かう可能性がある。トロン(TRX)もまた0.01300ドルのサポートを抜けて6%下落、0.012431ドルとなった。引き続き下落する場合の主要なサポートは0.0121ドルの水準となる。

テゾス(XTZ)はBittrex上場の後に1.80ドルのレジスタンスに阻まれて下降し始めた。1.62ドルのサポートを崩し、現在は1.5750ドルのサポート付近で取引されている。XTZは修正を開始した様に見え、1.5000ドルのサポートエリアに向かってさらに下降する可能性がある。

イーサ(ETH)は昨年安値75ドルを目指す恐れ

16日のイーサリアム(ETH)のダンプはPlusTokenの売却レポートに連動したとされているが、ETHはさらに下落する可能性がある。

英国で最古参の取引所CoinFloorは、ETHを上場廃止してビットコイン(BTC)に注力すると発表、イーサリアムの予定するPoS移行『Ethereum2.0』の不確実性を指摘した。さらにParityテクノロジーズは主要なETHクライアント『Parity』のライセンスとソースコードの所有権をDAOに移し、実質的にEthereum2.0プロジェクトの最前線を退く意向を示した。Parityは今後独自のプロトコルPolkadotに専念すると表明している。

イーサリアムは発動時期を見誤った『アイスエイジ』に対処するため、2020年1月に難易度ボムに対処する緊急ハードフォークを実施するため、ネットワーク関係者にとってさらに複雑さを増している。

暗号市場の時価総額は1,700億ドルが重要なサポートに②

ETHは2019年11月の安値を下回っており、先週13%低下した。ボリンジャーバンド(BB)に対するローソク足は、価格が数日後に低下し続けることを示唆している。ETHの価格は120ドルを下回ると、2019年上半期の取引範囲のフィボナッチエクステンションに基づいて2018年の最安値75ドルに陥る可能性がある。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る