• 2019/12/26
• 2019/12/26
• コイン東京編集部 KAZE

ビットコイン(BTC)の上昇は重要なラインを突破出来ていない！ビットコイン(BTC)の今後を価格チャートから分析【12/26】

ビットコイン(BTC)は大底シグナルのネックラインを突破出来ていない！

（TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート）

BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。12月18日より上昇チャートへの動きを見せているビットコイン(BTC)、上昇チャートへのきっかけは2019年下半期の最安値である71万円台近辺に接触したことが考えれます。

また71万円台への接触は12月17日から18日にかけての接触が二度目となり、最安値接触後、強い反発を見せているビットコイン(BTC)は、大底の可能性が考えることができるダブルボトムのサインを形成していることになります。

12月22日にそれまでの下降トレンドライン及び20日井戸平均線を上方へ突破したことで更に強気相場への期待が高まりつつあるビットコイン(BTC)ではありますが、肝心なダブルボトムのネックラインを超えることが出来ていません。

ネックラインの価格帯は86万円台近辺となり、今回の上昇チャートでは83万円台到達の時点で一度反落の値動きを見せています。

【ここがポイント】ビットコイン(BTC)/JPYの価格チャートの見方

83万円台まで上昇後のビットコイン(BTC)は一度、反落の値動きを見せることで、現在79万円台前後で推移しています。

現在のビットコイン(BTC)相場にとって、79万円台という価格帯は5日移動平均線及び20日移動平均線が推移している価格帯でもあります。

またこれらのラインは12月24日以降、ねじれの動きを見せ始めており、現在のビットコイン(BTC)相場は長期的にも、レンジ相場へ移行しており、取引者にとって、非常にフラットな相場と言えるでしょう。

そのため、現在のビットコイン(BTC)相場が、ダブルボトムのネックラインに到達できず、83万円台で反落している状況をどう捉えるのかということが重要なポイントになります。

反落後、大きな下落を見せていないビットコイン(BTC)は現在も強気相場を意識している取引者も多い状況のため、ダブルボトムが否定されたと決めつけることはできません。しかし今後も83万円台近辺で上昇を抑え込まれる場合、ダブルボトム否定という不安感・不信感がチャートを下方へ押し出す可能性はあります。

今後のビットコイン価格チャートの予想される動き

一度83万円台で下落の動きを見せているビットコイン(BTC)ですが、20日移動平均線が推移する価格帯で下落を止めている点から、今後も再び上昇を試みる展開が予測されます。

しかし短期・中期移動平均線のねじれにて、現在のビットコイン(BTC)相場は長期的にもレンジ相場に移行している状況であり、直近の値動きでは上下に激しく動く可能性があるため注意が必要です。

明確な点としては直近の上値である83万円台を突破することができれば、そのままダブルボトムネックラインである86万円台まで上昇する可能性があるということでしょう。

今後注目！ポイントのビットコイン相場価格

今後の注目したい価格帯としては、まずは直近の上値である83万円台に注目です。

しかしレンジ相場へ移行しているビットコイン(BTC)相場では今後も83万円台をレジスタンスラインとして機能する場合があるため注意が必要でしょう。

仮に83万円台を突破することが出来た場合、ダブルボトムのネックラインである86万円台突破に期待しましょう。
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