COIN TOKYO

  • 2019/12/29
  • 2019/12/29
  • コイン東京編集部 KAZE

ビットコイン(BTC)の買い注文量が徐々に減少!今後の値動きは?ビットコイン(BTC)の今後を価格チャートから分析【12/29】

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ビットコインのチャート分析画像
ビットコイン(BTC)は12月19日より短期的なレンジ相場を形成しています。しばらく揉み合いが続いているビットコイン(BTC)ですが、ビットコイン(BTC)の注文比率チャートでは、これまで大きく溜まっていた買い注文量が徐々に減少している傾向です。今後のビットコイン(BTC)はどのような値動きとなるのでしょうか?

ビットコイン(BTC)はレンジ相場が続くも、下値は固い

(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)

BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。12月19日より77万円台近辺をサポートラインとしたレンジ相場を形成しているビットコイン(BTC)、レンジ相場上には下降シグナルであるhead and shoulderも短期的に形成されていました。

しかしhead and shoulderのネックライン上では12月27日にしっかりと反発を見せており、今回の下降シグナルは否定されたことになり、同時にレンジ相場のサポートラインが比較的固い状況であるということが再認識された段階です。

そのため今後の値動きとしては、レンジ相場上で上値が試される展開が予測されることになりますが、上値もそう簡単には上昇を許さない状況が今後の展開となってくるでしょう。

【ここがポイント】ビットコイン(BTC)/JPYの価格チャートの見方

今後の展開として、上昇が容易ではないと考えることが出来る大きな要因は、注文比率の変化にあります。

11月下旬以降、大きく溜まっていた買い注文量が本日11月29日に大きく減少していることがわかります。

そもそも10月より形成されていた下降トレンドが、11月に入り強い反発を見せている相場です。反発に伴って、買い注文量が著しく上昇する動きを見せており、下降トレンド後の強気相場が意識された展開となっていました。

しかし反発は長くは続いておらず、11月30日の時点で強い下落。下落後再び上値を伸ばす展開を見せているものの、現在のレンジ相場最高値も11月30日時点の上値に到達出来ていません。

上値が更新できていない状況に、相場では徐々に不安感も膨らむ状況になっており、買い注文量も徐々に減少を始めた形になったのではないでしょうか。

買い注文の減少は、売り圧力を生む要因となり、現在下値が固いレンジ相場ではあるものの、売り圧力も働くことから上昇が容易ではないということが言えます。

今後のビットコイン価格チャートの予想される動き

今後の予想される値動きとしては、12月27日のサポートライン上から反発したことでhead and shoulderを否定したビットコイン(BTC)がどこまで上値を伸ばすのかという点です。

本日12月29日から明日12月30日未明にかけての上昇が86万円台まで到達出来る場合、ビットコイン(BTC)相場では、長期的な上昇チャートが見込まれる形となるでしょう。

しかし本日から明日にかけての反発が限定的となってしまう場合、ビットコイン(BTC)の買い注文量は更に減少する可能性があり、そのままレンジ相場を下へ抜ける可能性があるため注意しましょう。

今後注目!ポイントのビットコイン相場価格

今後注目する価格帯として、上値に関しては86万円台到達に期待しましょう。

仮に現在の反発チャートが勢いを失い、ベクトルを下方へ傾けた場合はサポートラインである77万円台ブレイクの可能性も一気に上がる形となるため警戒しましょう。

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