ビットコインはブロック報酬の半減期を過去2回経験しており、それぞれで大幅に価格を上昇させてきた。コミュニティアナリストのNunya Bizniz氏によると、ビットコインは2つの市場サイクルにおいて、半減期の120日前から上昇し始める傾向がある。
2012年の最初の半減期前の4か月間にBTC価格は10ドルから14ドルまで40%上昇した。2016年の2度目の半減期前の4か月に、BTC価格は432ドルから700ドルに上昇した。
Bitcoin is about 120 days away from the halving.
— Nunya Bizniz (@Pladizow) January 10, 2020
What was price action like 120 days prior to the first two halvings?
Whether you believe its priced in or not, if past is prologue - volatility may be expected. pic.twitter.com/7peG6Ir0m4
Bitcoinblockhalfによると、次のビットコインの半減期は2020年5月13日に予測されており、1月12日時点で残り121日と21時間後に迫っている。過去の価格変動を踏襲する場合、「ボラティリティが期待される」とNunya Biznizは指摘した。
関連:半減期の影響はこれから-ライトコイン・マイナーの売却圧力の変化を指摘-Coin Metrics
このシンプルな指標は、投資家がビットコインを前もって購入する「予期取引(Anticipation Trading)」の傾向に裏付けられる。ライトコインは半減期の予期取引によって2019年前半の6か月で350%増加した。ビットコインも半減期前に上昇し、放物線の強気相場に入る可能性を示している。
テクニカルチャートも、ビットコイン(BTC)の強気の傾向を裏付けている。先週、BTCが6,000ドルで取引されていた時期に8,000ドルへの急増を的中させたFinancial Survivalism氏は、複数の要因に基づいて「7月1日までにビットコインが20,000ドルに上昇する」と予測した。
・週足の平均方向性指数(ADX):2019年3月以来初めて強気なDIクロスオーバーを示す
・週足の相対力指数(RSI):50をテスト
・カポック曲線:0未満に低下、2019年1月と類似
・日足の一目均衡雲:転換線と基準線の2本の線が強気クロス、雲のねじれとブレイクアウトを監視
・先物カーブ:2.74%のコンタンゴ
Financial Survivalismはまた、Lucid SAR(Stop and Return)が2019年3月以来初めて、強気のシグナルを示していると指摘した。
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