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  • 2020/01/13
  • 2020/01/13
  • コイン東京編集部

仮想通貨XRP使った分散型ソーシャルネットワークの構想が浮上

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仮想通貨XRP使った分散型ソーシャルネットワークの構想が浮上 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
XRPレジャー上に構築された分散型ソーシャルネットワーク『Xchange』が開発されているようだ。あるXRPリサーチャーのアイデアに、開発組織がレスポンスしたことで明らかになった。

XRPレジャー使ったソーシャルメディア

11日に、リサーチ企業2K / DENMARKのクリエイティブディレクターのトーマス・シルカー氏は、『XRPレジャーを使用したソーシャルメディアプラットフォーム』のアイデアを思考実験として公開した。

シルカー氏はブログで、XRPLコードをフォークし、ソーシャルメディアの分散型台帳として機能するように加工するプランを提示した。ソーシャルメディアは大量のデータを生成するため、『ストレージ』がブロックチェーンの最大のハードルとしている。


シルカー氏に対してXchangeは、「分散型ソーシャルネットワークを既に構築している」と名乗り出た。Xchangeはユーザーが「言論の自由と主体性を擁護する検閲耐性を備えたソーシャルネットワークで報酬を得る」プラットフォームとしている。Xchangeは「まもなくプロダクトをリリースするため、テスターとして参加してほしい」とシルカー氏に打診した。

フェイスブックやツイッター、ユーチューブのようなソーシャルメディアユーザーの間では、コンテンツが検閲され、通知せずに削除されるなどの中央管理へのヘイト(嫌気)が高まっている。最近、ユーチューブは一部の仮想通貨関連コンテンツを突如削除し、後に「削除はエラーだった」と謝罪した。

分散型ソーシャルメディアの1つSteemitは、コンテンツを作成するユーザーにデジタル通貨で報酬が支払われる仕組みを取り入れている。記事の評価に基づいて報酬が増減する。

先月、トロン(TRX)の創設者でBitTorrentのCEOのジャスティン・サン氏は、ブロックチェーンベースのストリーミングプラットフォーム『DLive』の買収を発表した。DLiveは海外の著名なユーチューバーPewDiePieとのパートナーシップで話題となり、月間500万人以上のアクティブユーザーを獲得している。

EOSブロックチェーンを活用したソーシャルネットワーク『Voice』は、2月14日にβリリースが予定されている。開発企業Block.oneのブレンダン・ブルマーCEOによると、Voiceは従来のソーシャルメディアの背後で動作する、“不透明で一方的なデータ競売、隠れたアルゴリズム”を排除し、VOICEトークンを使ってユーザーの手に価値を循環させる。


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