BTC/JPYの日足チャート分析していきます。1月3日より上昇チャートを形成していたビットコイン(BTC)は1月8日以降、上昇の動きを止め、現在揉み合いの値動きを続けています。
レンジ相場のレジスタンスラインとして機能しているラインが2019年6月以降から長く機能している下降トレンドラインです。
長期的な下降トレンドラインが推移していることにより上値は重い展開となっていますが、対する下値についても、大きな反落は認められておらず、下降トレンドライン上で張り付いた値動きが続いています。
現在のポイントとして、上値は長期下降トレンドライン上に抑えられているビットコイン(BTC)ですが、この下降トレンドラインを今後突破する可能性が比較的高い状況にあるということです。
その要因として、まずはトレンドラインに複数回接触を見せているビットコイン(BTC)ではありますが、その反落が非常に弱いということ。更に下値が大きく下がっていないことから、相対的に一目均衡表の雲を上に抜ける形となり、今後サポートとして機能する可能性が高い要因が増えたということです。
またMACDの観点からも、現在のビットコイン(BTC)チャートにはダイバージェンスが発生しており、2019年の下降チャートが終了した可能性があります。
その他に1月より急激に減少している買い注文のベクトルが、現在も下方ではあるもののわずかに緩やかな傾きとなっています。買い注文が解消する勢いが弱まるということはその分売り圧力が減るということを指します。
現在買い注文の解消の動きにより強い売り圧力が加わっているにも関わず、長期下降トレンドライン上から強い反落を見せていないビットコイン(BTC)は、このまま下降トレンドラインを突破する可能性が高まっています。
仮に下降トレンドラインを突破した場合、2019年6月以降長く機能していたレジスタンスラインを突破することになり、上値は更に上昇する可能性が高まることになります。
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今後注目する価格帯として、まずは下降トレンドラインが推移する価格帯である89万円台後半から90万円台を明確に突破できるのか注目しましょう。
また反落に関しては、一目均衡表の雲が推移する87万円台で下落が止まるのか注目しましょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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