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  • 2020/01/15
  • 2020/01/15
  • コイン東京編集部

ビットコインの騰勢は一服、海外トレーダーは8,300ドル(913,000円)の押し目を狙う

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ビットコインの騰勢は一服、海外トレーダーは8300ドル(913,000円)の押し目を狙う +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ビットコインは8,800ドルの抵抗を上回ったが、新たな価格帯に上昇する前に、8,400ドル~ア8,300ドル(913,000円)に調整する可能性がある。ビットコインは現在8,700ドル(96万円弱)、前日比+8%で取引されている。

ビットコインの上昇は一服か

アナリストは最近のビットコインのラリーを確信するのは時期尚早と指摘している。強気筋が過剰に拡大し過ぎており、弱気筋がビットコイン価格を抑える可能性を示す要因が複数ある。

著名なエコノミスト、アレックス・クルーガー氏は裏垢で、弱気要因の一つに1月24日を大晦日とする中国旧正月期間を指摘。ロング(買い)ポジションが過剰に増加しているため、戦略的にショート(空売り)すると述べた。


「BTCチャートは非常に強力で、資金調達率が過剰に膨らみ、多くのアルトコインは活性化している。8500ドルの平均以上の価格は少し早すぎるため、フラットに見ている。8800ドル弱でショートし、9000ドル弱にストップを置く。」

トレーダーBig Chonis Tradingは、ビットコインが日足チャートの一目雲のレジスタンスに阻まれた事を指摘。この雲は昨年10月の上昇時にも機能した。


14日にビットコインは8,200ドルのレジスタンスラインをブレイクして上昇トレンドを開始。同日中に8,500ドル~8,600ドルのレジスタンスを越え、8,800ドル上部で反落し、100h単純移動平均線上で着地した。ビットコインは2020年の新高値8,898ドルを付け、現在は8,700ドル(96万円弱)付近に調整している。

ビットコインがこのまま下落すれば8,400ドルまたは8,300ドル近くが強力なサポートとなる可能性が高い。ビットコインの1時間足チャートを見ると、8,300ドル近くにサポートを形成する上昇トレンドラインがあるからだ。

MACDはマイナス圏にあり、RSI(相対強度指数)は現在60を下回っており、減少幅の拡大を示唆している 引用:Aayush Jindal
MACDはマイナス圏にあり、RSI(相対強度指数)は現在60を下回っており、減少幅の拡大を示唆している 引用:Aayush Jindal

現在の水準は、8,038ドル~8,898ドルを起点とする23.6%フィボナッチリトレースメントを下回った。次のサポートとして50%リトレースメントレベルのある8,400ドル~8,300ドルが意識される可能性が高い。

短期的には8,400ドルに向けて停滞する可能性があるが、最近の8,600ドルを超えるブレークはビットコインの上昇トレンド入りに説得力を持たせている。調整フェーズが完了すると、強気筋は再びビットコインを8,800ドル~9,000ドルの抵抗線に押し上げるだろう。ビットコイン が9,000ドルを越えられない場合、今後数日間で7,200ドルのサポート線に向けて下落する可能性がある。


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