2020年1月15日に急騰したモナコイン(MONA)は、その後レンジ相場に突入し、0.95~1.08 USDの間で落ち着いていました。しかし、17日に入ると再び価格が急騰し、急騰前の1.4倍に跳ね上がっています。
実際の価格推移は以下の通りです。
このように、わずか2時間20分で1.45倍に急騰しています。一時170円を超える値をつけたため、今後の動きも気になっていることでしょう。15日の価格上昇後からの動きをチェックしていくとともに、今後の予想もみていきます。
続いて今回の価格急騰の原因をチャートからチェックしていきましょう。
15日に12%の価格上昇を見せたあとは、そのまま上昇トレンドが継続することはありませんでした。16日に入ると、当時サポートラインとして機能していた1.01 USDのラインや一目均衡表における雲を下抜けるなど、下降トレンドに転換する兆候もみせています。
しかし、実際には下降トレンドに転換することはなく17日8:00頃までは0.95~1.08 USDの間でレンジ相場になっていたといえるでしょう。
17日8:00過ぎには今回チェックしている価格上昇が始まり、10:30頃に1.6 USDの最高値をつけています。
15日の価格上昇後は、ディセンディングトライアングルを形成するような動きを見せています。しかし、ディセンディングトライアングルは機能せず、下降トレンドに転換することはありませんでした。
ディセンディングトライアングルの範囲を抜けると再び上昇トレンドに転換し、今回の急騰につながっています。短期~長期のチャートをチェックしても、明確な急騰シグナルは出ていないため、チャートから今回の価格急騰の原因を判断するのは難しいでしょう。
モナコインの取引量が最も多いのはBitbankですが、大手取引所のBittrexに上場されていることも見逃せません。モナコインにはTipMonaという送金機能が実装されています。TipMonaはオフチェーンでどうさしているため、これを利用すればTwitterを使った無手数料送金を利用できます。
ほかの暗号資産と比較した際の大きなメリットの1つになっているため、注目が集まった可能性があります。Bittrexは多くのユーザーが利用している取引所なので、ここで注目されればさらに大きく価格が上昇していくことも考えられるでしょう。
今後、注目したいポイントは以下の2つです。
今回の価格急騰で、一時的に1.603 USDの高値をつけたものの、その価格は維持できていません。その後売り注文が集まったことによって1.22 USD前後まで価格が下落しているため、再び1.6 USDまで上昇するかに注目できるでしょう。
今回の急騰によって発生した上昇トレンドが継続するかにも要注目です。上昇トレンドラインがサポートラインとして機能している間は、一時的に価格が下落したとしても再び上昇する可能性が高いと考えられます。
今後考えられる価格推移は以下の通りです。
20代男性、都内有名大学卒業後、貿易会社を経て独立。前職中に暗号通貨にハマる。現在はweb関連事業を行う傍ら、仮想通貨やFXトレードも兼業。好きなものはガジェット、ゲーム、自転車。暗号通貨や相場のことを分かりやすく説明することを得意とする。
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場...
コイン東京編集部 2021/02/27
ビットコイン(BTC)は急落の値動きから揉み合い相場へ切り替わ...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
ネム(XEM)は上昇チャートから強い反落を形成後、揉み合い続く...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
イーサリアム(ETH)は長期的にも下降チャートが続くかどうかの...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
ビットコイン15%の反発を見せるも伸び悩み!ニューヨークダ...
コイン東京編集部 2021/02/25