Jirayut CEOによると、タイの「暗号資産エコシステムは東南アジアで最も繁栄している」という。ブロックチェーンと暗号通貨は『金融包摂』を進める重要な革新とみなされ、国内で暗号資産の規制整備と採用が急速に進んでいると語った。
中でもリップル社とデジタル資産XRPについて、銀行業界にとって大きなメリットもたらす重要なプレーヤーと認識しているとJirayut 氏は述べている;
「リップル社はXRPを使って効率的な国際送金を確立しようとしています。XRPは誰もがアクセスと参加できるオープンソース(XRPレジャー)のデジタル通貨であり、RippleNet上の取引を促進するために使用されます。」
Jirayut 氏によると、Bitkubはリップル社のタイのオフィシャル取引所パートナーとして、RippleNetプログラムに参加している。2020年前半にも国際送金サービスを開始すると展望を述べた;
「私たちはブロックチェーンの体験をヒューマナイズするという使命を背負っています。人々はバックエンドのトランザクションプロトコルとして暗号通貨を利用して、従来の数分の1のコストで世界中でお金を送金できます。来年初めには、はるかに安いレートでグローバルな送金が可能になります。」
Jirayut氏自身は2014年にCoins.co.thで暗号資産取引ビジネスに参入したという。Coins.co.thはフィリピンのCoins.phの共同事業だ。Coins.phは2018年以来、リップル社の公式取引所パートナーとして「On-Demand-Liquidity(ODL)」の流動性プロバイダーとして国際送金を支援してきた。ODLは異なる法定通貨間の送金にブリッジ通貨としてXRPを使用することで、低コストなトランザクションを迅速に処理する。
リップル社は各国の規制に準拠した暗号資産取引所をパートナーに選択して、ODL(及びXRP)を使った国際送金対象国を追加してきた。現在までにフィリピン、メキシコ(Bitso)、オーストラリア(FlashFX)、米国(Bittrex)などが参画している。タイ(Bitkub)がODLの送金ルートに新たに加わることになるのか、今後の動向が注目される。
デジタル通貨と従来の金融構造との橋渡しを目指すBitkubは、タイで最初にライセンスを取得した暗号資産取引所グループの一つだ。母体となるBitkub Capital Group HoldingsはICOポータルや、アカデミーなど包括的なデジタルアセットビジネスを展開している。
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