2020年はビットコイン(BTC)の他にもいくつかの通貨が半減期を迎えます。
半減期は、仮想通貨に関係する数あるイベントの中でも価格上昇に繋がりやすく、非常に注目度の高いイベントですので対象となる通貨の今後の動きに注目しておきましょう。
今年半減期を迎える主要アルトコインの価格チャートを確認していきます。
4月中旬頃に半減期を迎える予定のビットコインキャッシュ(BCH)は、今年に入ってから強気な相場を形成しています。
今月13日の上昇により昨年から続く下降チャネルを抜け、一気に400ドルまで価格を上昇させており、現在やや加熱感のある相場となっています。
下降チャネルを抜けたことにより、大局的なトレンド転換が確認されたビットコインキャッシュ(BCH)は、今後半減期に向けて更に価格を上昇させて行った場合は、昨年の高値である500ドルが意識される価格帯となるでしょう。
しかし短期的に価格を急上昇させているので、今後一時的に調整が入る可能性は高そうです。
その場合はレジサポ転換となった355ドル、310ドル(青)を反発ポイントとして注視しておきましょう。
関連記事:2020年に半減期を迎えるアルトコインが市場を牽引:ビットコインキャッシュは続伸
同じく4月中旬頃に半減期を迎える予定のビットコインSV(BSV)は、今月初旬に昨年から続く下降トレンドラインを抜けると、その後価格を急伸させ、150ドル付近のレジスタンスを上抜けする展開に。
その後14日には、Bitcoin SVコミュニティの重要人物クレイグ・ライト博士が「110万BTCにアクセスするための秘密鍵を入手した」との報道が流れ価格は大暴騰しています。
今回の暴騰によって昨年の高値(255ドル、青)を抜けており、今後はまずこのラインがサポートとして意識されていくでしょう。
半減期に向けて今後価格を上昇させて行った場合に注目しておきたいポイントは、16日から17日にレジスタンスとして機能していた336ドル(緑)です。
関連記事:ビットコインSVが50%急騰、クレイグ博士が110万BTCの遺産示す新たな証拠文書を提出
今年10月頃に半減期を迎えるジーキャッシュ(ZEC)も、今年に入り価格を大きく上昇させていますが、注目ポイントである下降トレンドライン(黒)で上値を阻まれ、トレンド転換とはなりませんでした。
今後下降トレンドラインを上抜けできるとトレンド転換が意識され、10月の半減期に向けて強気な相場を形成していく可能性が高そうです。
トレンドラインを上抜けし価格を上昇させていった場合に注視しておきたいポイントは、昨年強力なレジスタンスとして機能していた115ドル付近(緑)であり、このラインを明確に超えられると半減期に向けて更なる価格上昇が期待できるでしょう。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
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