米リップル社は今週、2019年第4四半期(Q4)の『XRPマーケットリポート』を発表した。Q4のXRPの総売上は1,308万ドルで前四半期6,624万ドルに対し80.3%減少。さらに2019年第2四半期の2億5,100万ドルと比較して95%減少している。
リップル社によると、2012年にXRPレジャーが開設して1,000億XRPが作成されたときに、同社はそのXRPの一部を贈与された。そして少量ずつ定期的に市場で販売している。
2016年の第4四半期以来、リップル社によるXRP販売総額は2019年第2四半期に10億ドルを超え、第4四半期の累積販売額は12億2,000万ドルに達した。
リップル社のQ4市場レポートによると、2019年12月31日時点に同社は499億 XRPをエスクローにロックアップしている。これに加えてリップル社は「The outstandiing XRP」の約13%を保有している。
リップル社のCTOディビッド・シュワルツ氏は1月10日にQ&AサイトQuoraで、XRP売却について問われ、「少数の人々がXRP供給量の大部分を保持・制御し続けることは望ましくない」と説明した。また、毎月のディストリビューションは、市場価格を傷つけずに「多くのXRPを流通させる最良の方法」と述べた。
リップル社は昨年第3四半期(Q3)以来、分析サイト『CryptoCompare』の信頼できる暗号資産取引所『Top Tier(CCTT)』の取引量に基づいてXRPを売却している。リップルQ4市場レポートによると、同社のXRPの主な販売方法は、EMEA (欧州・中東・アフリカ地域) ・アジア等成長戦略地域の『機関向け直接販売(OTC)』としている。
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