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  • 2020/01/26
  • 2020/01/26
  • コイン東京編集部

新型コロナウイルス懸念で中国株が大幅下落、ビットコインやS&Pで利確売り、金が上昇

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新型コロナウイルス懸念で中国株が大幅下落、ビットコインやS&Pで利確売り、金が上昇 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京 
23日に中国株式市場は新型コロナウイルスのパニックの中で、春節(旧正月)を控えたこの時期として30年ぶりの大幅の損失を記録した。

新型コロナウイルス懸念で中国株が大幅下落

この状況は、新型コロナウイルスを取り巻く悲観的な状況に関連している。ウィルスの拡大を防ぐために移動を制限する都市の数は11都市に上った。26日時点、中国本土の死者数は少なくとも56人に達した。

ブルームバーグによると、23日の上海総合指数(中国本土市場の主要指数)は一時3.1%安、香港ハンセン指数は2.2%安と大幅に反落した。外国人トレーダーは17億ドルの株式を売却し、取引量は全体で20%増加した。人民元は-0.4%減少した。

中国の旧正月は中国経済の重要なけん引役になった個人消費が増加する時期であり、通常株式回復の時期とされる。パニックの結果として、消費者関連株が最も大きな打撃を受けた。習近平政権にとって深刻な状況を迎えている。

中国株式市場の低下は、世界市場にドミノ効果を引き起こす可能性がある。23日にビットコインも約2.5%下落。現在、8,388ドル(922,680円)で取引されている。

ビットコインを世界的な不確実性に対するヘッジと主張するアナリストもいるが、S&P 500に追従する傾向があるとも指摘されている。24日のロイターによると、米国内で2人目の感染者が確認されたというニュースにより、S&P 500は約3カ月ぶり1日の下げ率を記録した。過去最高値を更新していたことから利益確定の売りも出たとされている。

ブリッジウォーターのアナリストは、中国やイランでの緊張の高まりがさらに拡大した場合、世界市場の状況が悪化する可能性があるとして、金の価格目標を2000ドルに設定した。

24日のBullionvaultのデータによると、新型コロナウイルス肺炎感染拡大への懸念で金価格は1575ドルの高さを付けた。イランがイラクの米国基地を報復攻撃した際の水準に値を戻した。


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