2020/02/05
2020/02/05
コイン東京編集部

「ビットコイン・ハイレバトレーダーを一掃する動き」-BlockTVジョー・サズ氏は上目線を維持

1月から継続した強気感情の中で、トレーダーのジェイコブ・キャンフィールド氏は、ビットコイン価格の急落を予想している。数日間にわたって資金調達率が増加していることから、10,000ドル弱の価格帯でビットコインのロング（買い）ポジションを取ったトレーダーによる「ロングスクイーズ」が起こると見ている。

ビットコインのロングスクイーズ

#Bitcoin is looking a bit scary for the bulls at the moment.

The prolonged positive funding could be setting up for a pretty big long squeeze to the downside.

If support breaks, it will most likely be a violent squeeze as longs cover their positions

Watch for support reactions pic.twitter.com/KmSWKlGOaB
— Jacob Canfield (@JacobCanfield) February 3, 2020

キャンフィールド氏の主張は、暗号資産デリバティブ取引所BitMEXの『ビットコイン永久スワップ（XBTUSD）』の資金調達率に基づいている。トレーダーのポジションに基づいて8時間毎に算出される資金調達率は、ロングポジションが数日間に渡って優勢となっている。

キャンフィールド氏は、「サポートが途絶えれば、ロングポジションをカバー（売り戻す）する暴力的な圧力がかかるだろう」と述べた。

ビットコイン・ハイレバトレーダーを一掃する動き

ビットコインは3か月ぶりの高値9,630ドルに達して調整を迎え、5日に9,160ドルで取引されている。4日に動画メディアBlockTVの暗号通貨トレーダーのジョー・サズ氏は、ビットコインに関する3つのプランを示した。

1つ目のケースでは、ビットコインは上図黄線の200日移動平均線に戻り、上昇相場を再開させる。2つ目のケースでは、ヘッドアンドショルダー（三尊）を形成してさらに下落するというもの。しかしサズ氏は後者は起こりにくいとしている。

3つ目のケースとしてジョー・サズ氏は、ビットコインが200日移動平均線まで到達せずに上昇を再開させると予想している。その根拠としてサズは、過去数日間に渡って頻繁な下落の度に「高いレバレッジをかけたロングポジション」が大量にロスカットされており、即座に価格が回復してきたことを指摘。「強気相場に特有の傾向」と加えた。

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