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  • 2020/02/05
  • 2020/02/05
  • コイン東京編集部

リップル社がIntermexと提携|米国ーメキシコ間の送金ルートでRippleNetを活用

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リップル社がIntermexと提携|米国ーメキシコ間の送金ルートでRippleNetを活用 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
5日、リップル社は新たにラテンアメリカとカリブ海の送金ルートにフォーカスするプロバイダーIntermexと提携した事を発表した。IntermexはRippleNetを活用して、より高速で透明な国際送金サービスを米国ーメキシコ間のルートで実現するという。

米国ーメキシコ間の送金ルートでRippleNetを活用

世界銀行によると、メキシコは外国からの送金受け取り(被仕向送金)が世界で3番目に多く、2019年に360億ドルが送金された。そして米国はメキシコへ最も多く送金している。Intermexは米国ーメキシコ間で主要な送金プロバイダーであり、10万エンドポイントに年間3000万件以上の送金トランザクションを処理してきた。

リップルとのパートナーシップによって、Intermexは「主要通貨を決済でき、決済要件のタイミングに資金調達を一致させることができるため、顧客にコスト削減と透明性を提供できるようになる」とリリースは述べている。

リップル社の送金ソリューションの一つに『ODL(On-Demand-Liquidity)』がある。ODLは、デジタル資産XRPをブリッジ通貨とすることで、金融機関が目的通貨の事前資金を準備する必要性を排除する。

米国ーメキシコ間の送金ルートではマネーグラムがODLを使用し、拡大させてきた。同社はODL実装からわずか6か月で、既に米国ーメキシコ間の(同社の)送金量の10%をODL上で処理している。

リップル社のブログによると、ODLはマネーグラムのほか、送金会社Viamericas、フリーランス市場goLance、オーストラリアのFlashFXなどが導入してきた。現在、ODLは(USD-MXN、USD-PHP、AUD-USD、PHP、EUR-USD)を含む送金ルートで利用できる。

リップルによると、ODLはまもなくブラジルへのルートも追加予定。2020年には、APAC(アジア太平洋)、EMEA(中東とアフリカ)、LATAM(中南米)を横断するルート開発計画が進行中だという。


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