Forbesによると、『多くの銀行が銀行間で安全なメッセージを送信し、取引を低速で非効率的に行うインターネット前世代に生まれたシステムであるSwift』を使用している中で、Rippleのグローバル決済ネットワークRippleNetは、より高速で安全なソリューションを提供し、そのネットワークの取引量は増加している。Ripple社はブロックチェーンプラットフォームとしてXRPレジャーを使用しており、「2019年に5億ドルのXRPを販売し、企業顧客は11月に300の超え、12月に2億ドルを調達した」と伝えている。
仮想通貨関連の企業からは、マイニング機器Bitfury、米国の仮想通貨取引所Coinbaseが含まれた。Forbesは、これらの暗号資産ネイティブ企業はすでに審査基準を満たしており、「デジタル時代の優良企業になりつつある」と述べている。
ブロックチェーン技術を採用する主な大企業リストには、シティグループ、HSBC、ナスダックなどの形金融会社、IBM、Microsoft、Googleなどテクノロジー企業も含まれた。ブレント原油の取引を処理するブロックチェーンプラットフォームVaktを創設したロイヤルダッチシェル、300億ドルの航空子会社の生産管理にブロックチェーン技術活用を模索するゼネラルエレクトリックも選出された。
リストのうち27社は複数のブロックチェーンプロバイダーを使用していた。26社はHyperledgerソリューションを使用し、22社はイーサリアム製品(Quorumを含む)を使用していた。Ant FinancialとMastercard、VMwareは独自プラットフォームを構築した。
Forbesは、「今年のメンバーは、ブロックチェーンの理論上の利点を大きく超えて、非常に実質的な収益とコスト削減を実現した」と述べている。
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