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  • 2020/02/26
  • 2020/02/26
  • コイン東京編集部

米マネーグラム、リップルネットを使った企業・個人口座間の国際送金サービスを発表|リップル社から1100万ドルの追加出資も明らかに

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米マネーグラム、リップルネットを使った企業・個人口座間の国際送金サービスを発表|リップル社から1100万ドルの追加出資も明らかに   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ブロックチェーンベースの国際送金ソリューション事業者Ripple(リップル)は、送金会社MoneyGram(マネーグラム)に追加の1,100万ドルを過去半年間に出資したことが明らかになった。

リップルからマネーグラムへ1100万ドルの追加出資



米証券取引委員会(SEC)への提出文書によると資金は2つの四半期に分けられ、第3四半期に240万ドル、第4四半期に890万ドル、計1,130万ドルとなる。この動きはMoneyGramが公表した2019年第4四半期の財務レポートで明らかとなった。

新たな1,100万ドルの出資金の目的は明かされていない。Rippleの製品管理SVPであるアシーシャ・バーラ氏は、パートナーシップの一環でMoneyGramと新たなインフラストラクチャーを構築していると述べている。

Ripple社は昨年MoneyGramへ計5,000万ドルの出資を実施して普通株式の10%以上を取得していた。MoneyGramはRippleとの戦略的パートナーシップを締結して、ブロックチェーンベースの送金を拡大してきた。同社は実際に、XRPをブリッジ通貨に使用する『On-Demand Liquidity』を米国ーメキシコ間の国際送金ルートで活用している。

最近の第4四半期の収益報告会でMoneyGramのアレックス・ホームズCEOは、ODLを使った国際送金の追加ルートの開設に意欲を示した。また、口座間の送金サービスにRippleNetを使用することを明かしている:

「Rippleとのパートナーシップの進展は、デジタルP2P支払いの進化をリードするのに役立ちました。取引量は増え続けており、より多くのルートにサービスを拡大するために提携し続けています。また、2020年にアカウント間の送金のためにRippleNetの統合に取り組んでいることを発表します。新たな統合により、リアルタイムのグローバル決済のビジョン実現に向けてさらに加速します。」

MoneyGramがリリースするRippleNetを使った送金機能は、異なる国の顧客の銀行口座間で簡単に送金できるように設計されている。RippleNetの統合は企業口座にも適用できるという。


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