Richard Ambrose of @Azimo and @marcus_treacher of @Ripple spoke to @ADHamilton91 about their #XRP-based remittance partnership https://t.co/mbySDp7cXK
— FinTech Futures (@FinTech_Futures) February 26, 2020
AzimoはXRPをブリッジ通貨に使用するRippleの国際送金ソリューション『On-Demand-Liquidity(ODL)』を導入し、フィリピンへの送金を効率化している。世界銀行の2018年の報告書によれば、移民フィリピン人は年間340億ドル以上を母国に送金している世界4位の送金市場だ。
Azimoのリチャード・アンブローズCEOによるとRippleの統合は「4〜6か月間」続き、ODLソリューションはすでに約1か月間稼働している。さらに同氏は、ODLを他市場でも簡単に実装できると考えている。
Azimoは英国、ポーランド、オランダに拠点を置き、100万人以上の顧客を有す。2018年の収益は1,080万ポンド(1,400万ドル)、2019年には10億ドル以上の送金を処理、3年間で72.44%の平均収益成長率を記録した。2019年のSunday Times Tech Trackで英国の急成長企業100社にランクイン。今年初めに欧州投資銀行(EIB)から2200万ドルのベンチャー資金を調達した。
アンブローズ氏は、XRPのようなデジタル資産が顧客の国境間決済を改善する可能性に長年関心を持ってきたという。「RippleのODLソリューションは、国境を越えた転送のコストと時間を大幅に削減し、お客様にはメリットを与える」と語っている。
「現在、市場の混乱要因のほとんどは10年ほど前のものだ。新技術(Ripple)が最初に登場したとき、主なポイントは価格でした。現行システム5%~7%のマージンがかかるが、ディスラプター(Ripple)は1〜3%の範囲だ。)」
アンブローズ氏はまた「ODLを使用する銀行や金融機関が増えるにつれて、現在の外国為替取引の方法を代替して、決済時間をゼロに近づける可能性がある」と加えた。
Rippleのリリースによると、ODLはデジタル資産XRPを活用して2つの法定通貨をブリッジし、取引の両側で現地通貨と迅速に支払いができる。ODLは、従来の銀行ソリューションと比較して流動性コストを最大60%削減する可能性があり、最も競争力のあるFX手段の一つとなっている。
Rippleパートナーのうち、MoneyGram、Viamericas、FlashFX、goLanceなどがODLを活用して、国境間送金を効率化している。ODLは現在、USD-MXN(メキシコペソ)、USD-PHP(フィリピンペソ)、AUD(オーストラリアドル)-USD、AUD-PHP、およびEUR-USDを含む送金ルートで利用できる。Rippleパートナーでメキシコの暗号資産取引所Bitso のダニエル・フォーゲルCEOは、昨年12月最終週にXRPの送金量で1,800万ドルを記録したと述べた。このボリュームは毎週15〜20%増加し続けているという。Rippleは、2020年にAPAC、EMEA、LATAMを通過する追加ルートを計画している。
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