• 2020/02/28
• 2020/02/28
• コイン東京編集部

コロナウィルスのツイート数とビットコイン価格に相関関係｜新規アドレスは成長を維持―Santiment

コロナウィルスのツイート数とビットコイン価格に相関関係

『Covid-19』と知られるコロナウイルスは、中国からアジア、欧州やアメリカを含む世界各地に蔓延している。

Santimentはブロックチェーンデータに基づいて、コロナウイルスの拡大にビットコインの価格低下が連動していると指摘する。過去1週間にコロナウイルスに対する言及が増加し、ビットコインの価格低下との相関性が見られたという。

ビットコインは2月20日の9,600ドルから、2月26日に約8,700ドルまで下落した。Santimentの『Emerging Trends』は、感染事例や死亡率が上昇し続けるといった特にネガティブなニュースの増加が、価格との相関を示している。「ポジティブなものではないようだ」とSantimentは加えた。
 
コロナウイルスに紐づくツイートが2月24日月曜日に閾値を越えると、ビットコイン価格は急降下し始めたことを示している。この発見はBTC価格低下の理由と同時に、ウィルス問題の鎮静化まで価格下落が続く可能性も示唆している。

世界保健機関（WHO）によると、流行の広がりは中国でピークに達している。Curzio ResearchのFrank Curzio CEOは、ビットコインは「特にアジアや中国で、ウイルスの大発生などのグローバルなイベントから除外されない」と指摘した。

Supply shock coming to a store near you. Watch out for rising prices. pic.twitter.com/TTJSa75QtT

— Mati Greenspan (Not trading advice) (@MatiGreenspan) February 26, 2020

分析会社Quantum Economicsの創設者マティ・グリーンスパン氏は「供給ショック」が発生する可能性を指摘している。中国からの米国の輸入はコロナウイルスの影響により2月13日週の1.088トンから2月20日週の0.588トンに急落した。ウイルスが大規模な売却につながり、世界的な経済減速が長引くという話の中で株が急落した。2日間で約1.7兆ドルが米国の株式市場から一掃された。

growth rate. With new addresses continuing to be created at levels we saw for most of January (with just a modest decline since its 2-week peak), this is a sign that network health and growth rates still look solid.

3) Unique tokens being circulated has actually started to pic.twitter.com/3mTNzV1ixg

— Santiment (@santimentfeed) February 26, 2020

それでもSantimentによると、ビットコインの日別アクティブアドレスは成長を維持しており、1月と同水準で新規アドレスが作成されている。

「ネットワークの健全性と成長率は依然として堅調に推移している。1月中旬および2月上旬に同様のスパイクが見られた後、ビットコインは上昇し始めた。」


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