COIN TOKYO

  • 2020/03/01
  • 2020/03/01
  • コイン東京編集部 ヒロ

コロナウイルス感染拡大の懸念で株式市場が暴落-仮想通貨市場との相関性は?【3/1】

このエントリーをはてなブックマークに追加
コロナウイルスにより暴落している世界情勢と仮想通貨の関係性を考察--仮想通貨ニュースサイト コイン東京
新型コロナウイルス感染拡大の懸念により、世界的な株価暴落となっている中、仮想通貨市場の代表的通貨であるビットコイン(BTC)も価格を大きく下落させています。週足雲の下限にタッチしたところで反発の動きを見せているビットコイン(BTC)は、今後相場を反転させ価格を上昇させていけるか注目が集まります。



仮想通貨取引所 コインチェック

コロナウイルス感染拡大の懸念により、株価・ゴールドなどが軒並み大暴落

日経平均とダウの株価チャート

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、現在世界的に株価が暴落しています。

アメリカを代表する株価指数である『NYダウ(DJI)』は、2月27日には過去最大の下げ幅を記録しており、まさに2008年金融危機以来の混乱市場と言えるでしょう。

ダウとゴールド(金)のチャート比較

通常、リスク資産の逃避やヘッジとして買われることが多いゴールド(金)は、株価の下落が始まった2月12日から価格を上昇させていましたが、その後記録的な株価暴落とともにゴールドも価格を暴落させています。

2008年の金融危機の際も、株安とともにゴールドの価格が下落するという同様の現象が起きており、これは株式市場での損失埋め合わせによる「換金売り」が下落の背景と考えられます。

株価同様、価格を暴落させているゴールドは、間も無く今年1月にサポートとして意識されていた価格水準(1550付近、青)に到達するので、今後さらに価格を下落させた際は、ライン付近の動きに注目しておきましょう。

世界的な金融危機市場となっている中、仮想通貨市場の値動きは?

ビットコイン(BTC)とダウの価格チャート

昨年5月頃に米中貿易摩擦の影響で株価が暴落した際は、ビットコイン(BTC)やゴールド(金)などが価格を大きく上昇させ、株式市場と逆の動き(逆相関関係)を見せていました。

現在のBTCチャートとNYダウのチャートを比較してみると、ほぼ同じ値動きとなっていることがわかり、現状ではリスク逃避として買われていないことが分かります。

株式市場同様、連日下落相場が続くビットコイン(BTC)は、現在週足の雲下限ラインにタッチしたところで反発の動きを見せていますが、来週株式市場が更なる価格暴落を見せた場合は、雲下抜けの展開が危険視されます。

ビットコイン(BTC)の価格チャート

巨大な三角持ち合いを形成しているビットコイン(BTC)ですが、今後週足の雲を下抜ける展開となった場合は、その後持ち合いの下限ラインを試しにいく値動きが予想されるので警戒しておきましょう。

5月に控えている半減期に向けて、今後どのような動きを見せるのか注目が集まります。

関連記事

本記事に掲載された情報や表明された意見は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、金融商品等の売買を提案若しくは勧誘するものではなく、投資に関するアドバイスを提供するものではありません
また全ての投資・トレードにはリスクがあります。掲載記事やリンク先の記事の情報による不利益や損害については当サイトでは一切の責任を負いかねます。自己責任でお願いいたします。


仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る