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  • 2020/03/16
  • 2020/03/16
  • コイン東京編集部

FRB(連邦準備制度理事会)が追加の緊急利下げ、事実上のゼロ金利政策に|ビットコインが反応

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FRB(連邦準備制度理事会)が追加の緊急利下げ、事実上のゼロ金利政策に|ビットコインが反応
15日(米国)、FRB(連邦準備制度理事会)が1.0%の緊急利下げを発表しました。これにより政策金利は0%~0.25%の範囲となり、2015年12月に解除して以来、4年3か月ぶりのゼロ金利政策の導入となります。

FRB(連邦準備制度理事会)が追加の緊急利下げ

NHKニュースによると、この日FRBは臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開いて緊急利下げを決定しました。米国債などを大量に購入する量的緩和政策も復活し、金融政策を全面的に非常時対応に切り替えました。新型コロナウイルスの拡大による株価の急落が続くなか、大量の資金供給を通じて市場の安定をはかるねらいがあります。実体経済にも影響が広がり始めており、FRBは週明けの金融市場が開く前に異例の措置に踏み切った形です。

日経新聞によると、今後数カ月で米国債を少なくとも5000億ドルの買い入れ、住宅ローン担保証券(MBS)も同じく2000億ドルの購入見込みです。長期金利と住宅ローン金利を引き下げて、需要の落ち込みを最小限にする計画です。

今月3日に0.5%の緊急利下げに踏み切って以来2週間足らずの追加利下げとなります。今月12日にFRBは600億ドルを超える国債の買い入れと共に、短期金融市場に日本円で52兆円の資金を投入すると発表していました。

16日の発表を受けてビットコインが反応しています。ビットコインは5200ドル弱から6,000ドル近くに一時急騰し、現在5470ドル(5925ドル)で取引されています。

ビットコインは、2008年の大不況の最中に作成されました。作成以来、初めて世界は弱気市場を迎えようとしており、市場環境は2008年と非常に似てきているとも指摘されています。


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