That wasn’t institutions. That was a leveraged washout. Institutions aren’t fast enough to sell like that. That wa panic selling from people who bought on margin.
— Michael Novogratz (@novogratz) March 13, 2020
ビットコインは12日に7,929.12ドルの始値から一時3,700ドルまで低下した。多くのアナリストは、「コロナウイルスの感染拡大を発端とした金融市場の混乱に反応した機関投資家が、マージンコール(追証)に対応するために、現金化を急いだ」と指摘している。しかしノボグラッツ氏は、「下落の原因は機関ではない。レバレッジポジションの一掃によるものだ。機関はそれほど速く売れるものではない。マージンを載せて買った人々によるパニック売りだ」と述べた。
分析企業Glassnodeによると、「HODLerネットポジション」は、最近の価格下落の際にプラスになっている。つまり長期投資家が割引されたビットコインを購入し、ポジションを増やしたことを示している。
この指標は歴史的にビットコインの強気市場で減少し、弱気相場でHODLerによって新しいポジションが蓄積されてきた。長期的な保有者(HODLers)は市場の急落に動揺していないようだ。
別の分析機関Coinmetricsによると、3月11日と12日に行われた売却の大部分が、30日以内に取得されたビットコインに関係しているという。同社の「Revived Supply(復活供給)」は、“一定期間動いていなかったコイン”の送金数量を表している。以下のグラフは「30日間のRevived Supply」が「1年間のRevived Supply」を大きく上回っていることがわかる。
価格下落によって、ビットコインが「安全資産(セーフヘイブン)」ではないではないかと疑問が投げかけられた。BlockTowerCapitalのマネージングパートナーであるアリ・ポール氏はツイッターで「標準的なパニックの間、現金を除くすべてが売却される。人々は食べ物を買って家賃を払えるものを必要とするからだ。恐怖=現金以外はすべて落ちる」と述べた。同氏はまた「BTCは、人々が現金を恐れるとき、つまりインフレ/減価を恐れるときに上手くいく」と加えた。
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