— CZ Binance 馃敹馃敹馃敹 (@cz_binance) March 19, 2020
金融市場の混乱で投資家が資産の現金化を急ぐなか、ドル需要が高まりドル高の傾向が続いている。英国ポンド対米ドルレートは今週8%近く低下して1.1555ドル近くで推移しており、1980年以来の最低水準となった。オーストラリアドルは19日に55セントの20年ぶりの安値に下落した。
ING銀行のエコノミストによると、過去6日間に主要通貨に対してドルが買われており、「現金が王様なら、現在はドルが世界の大統領となっている」と指摘している。
イングランド銀行(英中央銀行)による金利を0.1%へ引き下げなどの緊急景気刺激策が相場を押し上げたため、欧州のベンチマーク指数STOXX 50は2.95%反発して取引を終えた。INGのストラテジストはロイターに対して、「究極的にはどの対策も英国の景気後退入りを防ぐことはできない。大半の先進国と同様、景気後退は避けられないだろう」と述べた。「こうした対策が失業率の上昇を抑え、新型ウイルスによる移動制限が終わった際に、より速く円滑な回復を促すことを期待している」と加えた(「欧州株式市場=反発、英中銀の景気刺激策で」)。
オーストラリアのスコット・モリソン首相は3月12日、新型コロナウイルスの感染拡大による国内経済への影響に対処するため、総額176億オーストラリア・ドル(約1兆1,792億円、豪ドル、1豪ドル=約67円)の経済刺激パッケージを発表した。
The same people ardently criticize governments' economic aid packages. Such an irony, as those packages are bullish for the price of bitcoin in both the short and long term. In theory, the best case scenario for $BTC is a world were governments overspend and lose control.
— Alex Krüger (@krugermacro) March 17, 2020
19日にビットコインは反発、20日正午に6155ドル(+15%)で取引されている。著名な経済学者のアレックス・クルーガー氏によると、政府の支出が膨らみ法廷通貨のインフレが制御不能に加速すると、ビットコインの価値が大きく上昇する可能性がある。ビットコインは金やその他の貴金属と同様に供給量に限度があるため、資産には法廷通貨とは異なるデフレ属性があるからだ。
ビットコイン開発企業BlockStreamのアダム・バックCEOは、コロナウィルスに関連する「市場防衛的無制限のQE(量的緩和)」と「MMTスタイルのマネー増刷」へのシフトが、発行量が制限されたビットコインを過去最高値に押し上げるとし、「金や購買力平価の追従を開始する時」と主張していた。
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