COIN TOKYO

  • 2020/03/28
  • 2020/03/28
  • コイン東京編集部

「ビットコインのボラティリティが高まるも、強気の勢いが残されている」-Arcane Research

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「ビットコインのボラティリティが高まるも、強気の勢いが残されている」-Arcane Research   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
Arcane Researchの最新のレポートによると、ビットコインの30日平均ボラティリティは通常の3%前後から9.1%へと高まっており、取引量に影響を与えている。ビットコインの7日間平均実質取引量は減少し始めているが、まだ2020年の平均水準を上回っている。

ビットコインに強気の兆し

引用:Arcane Research
引用:Arcane Research
実質取引量は機関向け現物市場LMAX Digitalに基づく 引用:Arcane Research
実質取引量は機関向け現物市場LMAX Digitalに基づく 引用:Arcane Research

通常、出来高の伴わない価格上昇は弱気のシグナルだ。ただし、ビットコインの場合、その取引量が平均よりも多い水準であり、強気の勢いが残されていることを示している。

今後数日間はビットコインにとってポジティブかもしれない。Bytetreeのデータによると、ビットコインの「ネットワーク・ベロシティ」が急上昇しており、強気感情をさらに強化する。

ネットワーク・ベロシティは、ビットコインがネットワークを移動するスピードを測定する。600%はコインが年に6回動くことを意味する。Arcaneによると、「過去の観測上、ビットコインは12週間平均のネットワーク速度が600%を超えると収益を上げる傾向がある」。

引用:Arcane Research
引用:Arcane Research

ビットコインのネットワーク速度は2019年8月以来600%を下回っていたが、過去1週間にその閾値をついに超えている。3月12日の価格暴落で生じた損失を完全に取り戻す可能性がある。

引用:Arcane Research
引用:Arcane Research

ビットコインは27日に6,800ドルまで上昇したが、抵抗ラインを抜けられずに6,150ドルに下落している。6,600ドルから6,800ドルはコントロールポイント(最大取引ボリューム価格)であり、崩壊前に2回サポートとして機能した水準だ。強気を感じ始めるには、価格が長い時間枠で少なくとも6,400ドルを反転する必要がある。


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