ビットコインの価格は世界的な経済状況の混乱によって3月に入ってからに大きく下落していました。
しかし、3月末になると一転して上昇する動きを見せ、3月31日から4月3日にかけては4日連続で価格が上昇しています。
直近の価格変動(4月2日~4月3日)の価格推移は下記のとおりです。
直近の24時間以内に5%ほど価格が上昇していることがわかるでしょう。4月3日未明には一時9%程度急上昇し、そのご下落するという動きも見せています。
今回の価格上昇にはどのような原因が考えられるのかを見ていきましょう。主に考えられるの原因は以下の2つです。
それぞれの項目について簡単に見ておきましょう
ビットコインにはマイニング報酬はそれまでの1/2になる「半減期」と呼ばれるものが存在しています。
次の半減期は2020年5月に予定されているため、これを意識して多くのトレーダーがビットコインを購入していると考えられます。
多くの暗号資産において半減期の数ヶ月前から価格が上昇する傾向があるため、今回も半減期が影響している可能性は十分にあるでしょう。
なお、次回の半減期が訪れると新規発行されるビットコインの数量が6.25BTCになります。
世界的な金融市場の混乱が続いているため、ビットコインを始めとする暗号資産市場も大きな価格変動が発生していました。ビットコインにおいては、3月中は価格が下落する動きが多かったといえるでしょう。
3月16日頃に底値になった後は緩やかに上昇しているため、市場混乱の影響が一段落したと見ることもできます。
ビットコインをトレードする上で注目しておきたいポイントをチェックしていきましょう。これからトレードするときは、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
上記のチャートをチェックしてみると、アセンディングトライアングルを形成しているように見えます。そろそろブレイクする可能性が高いと考えられるでしょう。
ブレイクすると上昇トレンドが継続する可能性が高いため、今後の動きに要注目です。半減期が近いときに価格が上がりやすいことを考えると、しばらく上昇傾向が続く可能性があります、
アセンディングトライアングルをブレイクし、強力な上昇トレンドが発生した場合は8,200 USDのラインに注目してみましょう。
これは、3月9日~12日ころにかけて発生していたレンジ相場の価格水準なので、このラインまで上昇するか or ブレイクしてさらに上昇するのかに注目できます。
ビットコインは半減期やチャート上のシグナルなど、価格を上昇させる要素が強いように見えます。しかし、株式市場や外為市場・商品先物市場などの金融市場の動きからも目が離せません。
暗号資産市場はほかの金融市場に影響されることも多いため、金融市場が混乱すると予想外の価格変動が発生することがあります。トレードするときには、金融市場の動向や経済ニュースについてもチェックしておきましょう。
20代男性、都内有名大学卒業後、貿易会社を経て独立。前職中に暗号通貨にハマる。現在はweb関連事業を行う傍ら、仮想通貨やFXトレードも兼業。好きなものはガジェット、ゲーム、自転車。暗号通貨や相場のことを分かりやすく説明することを得意とする。
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