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  • 2020/04/03
  • 2020/04/03
  • コイン東京編集部

日立ソリューションズがコンセンシスと提携!企業向けイーサリアム・ブロックチェーン基盤『PegaSys Plus』を販売

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日立ソリューションズがコンセンシスと提携!企業向けイーサリアム・ブロックチェーン基盤『PegaSys Plus』を販売  +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
3月30日に株式会社日立ソリューションズは、コンセンシスと国内初の販売代理店契約を締結し、企業向けイーサリアムのブロックチェーン基盤「PegaSys Plus(ペガシスプラス)」を4月1日から販売することを発表した。両社は、PegaSys Plusを使用した分散型アプリケーション開発環境の導入から構築、運用、教育までトータルにサポートするために協業する。

企業向けイーサリアム・ブロックチェーン基盤『PegaSys Plus』を販売

日立ソリューションズは、分散型アプリケーション開発を支援する企業向けのブロックチェーン基盤として、コンセンシス社のイーサリアムクライアント「PegaSys Plus」を販売する。ブロックチェーン技術を支える基盤はオープンソースが中心であり、さまざまな種類が乱立している状況で、実際にビジネスに適用する際の課題となっていた。顧客は、コンセンシス社の製品サポートを受けることもできる。

PegaSys Plusを活用することで、デジタル資産の取引や金融商品のデジタル化、ポイントや電子クーポン、サプライチェーンマネージメント、所有権や履歴、または原本証明など、さまざまな分野での取引に関する業務を効率化できる。分散型アプリケーションは、ブロックチェーンの参加者側で動作し、自動的に検証されるため不正な取引を防ぐ利点がある。販売価格は個別見積となる。

PegaSys Plusは、ブロックチェーンの内部データベースを暗号化して、保存中のデータを保護する。暗号化キーは、キーストアやボールトに安全に保持されるため、たとえハッカーがデータにアクセスできたとしても読みとることができない。また、ネットワークの通信状況やイベントをリアルタイムに把握でき、取り引きの信頼性やネットワークの可用性を確保する。

コンセンシス(スイス)はイーサリアムプロジェクトの創業メンバーの一人であるジョセフ・ルービン氏が 2014 年に設立したブロックチェーン技術を使った開発環境を提供する企業だ。同社は分散型アプリケーション(DApps)の開発環境や、大企業向けのソリューション、ブロックチェーン技術を活用したエコシステムの開発ツールや教育プログラムを提供するブロックチェーンの開発コンサルタントを行っている。


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