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  • 2020/04/05
  • 2020/04/05
  • コイン東京編集部

野村総合研究所(NRI)、国内初のブロックチェーン社債を発行-社債原簿管理と利息(デジタルアセット)付与を効率化

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野村総合研究所(NRI)、国内初のブロックチェーン社債を発行-社債原簿管理と利息(デジタルアセット)付与を効率化   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
3月30日に野村総合研究所(NRI)は、国内で初めてブロックチェーン上で無担保社債を発行した。社債原簿と利息(デジタルアセット)付与をブロックチェーン上で効率的に管理する。

野村総合研究所(NRI)、国内初のブロックチェーン債券を発行

日本初の取組みとなった第1回無担保社債(「デジタルアセット債」)は、社債発行手続きの一部を電子化し、ブロックチェーン基盤上で社債原簿を管理する。また、専用アプリを介して自己私募を行い、利息の支払いとしてデジタルアセットを投資家に付与する。

NRIは同時に第2回無担保社債(「デジタル債」)も発行した。こちらは証券引受形態を採用し、利息として金銭を付与する。デジタルアセット債とどうようにブロックチェーン技術を活用して社債原簿の管理を行う。

同社は、ブロックチェーン上で社債原簿を管理することで、「従来型の社債では困難だった社債権者の継続的な把握が可能になる」と述べている。NRIはデジタルアセット債の発行により、小口・個人向け社債のオンライン販売を推進する見込み。将来的にさらに多様なリターンを付与した社債を発行する意向を示している。

本社債の発行は、2019年9月2日に野村ホールディングス株式会社とNRIが設立した合弁会社であり、ブロックチェーン技術を活用した有価証券等の権利を交換する基盤開発と提供を行う株式会社BOOSTRYが主導した。

BOOSTRYに野村證券、野村信託銀行、NRIを加えた4社が、「価値共創を通じた社会課題の解決」の一環で、日本の資本市場の発展に貢献することを目的とした取り組みである。


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