• 2020/04/05
• 2020/04/05
• コイン東京編集部 KAZE

ビットコイン(BTC)はレンジ相場継続も、強気相場意識？ビットコイン(BTC)の今後を価格チャートから分析【4/5】

ビットコイン(BTC)をレンジ相場中に強気相場とみる要素とは？

（TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート）

BTC/JPYの４時間足チャートを分析していきます。3月20日以降レンジ相場を形成しているビットコイン(BTC)は方向感の無い値動きが続いており、レンジ相場範囲内に移動平均線が推移していることからも、相場はフラットな状況となっていました。

その中で4月以降のビットコイン(BTC)はフラットな相場から徐々に強気相場が意識される展開を見せ始めています。

その要素として一つ目は移動平均線の推移です。現在レンジ相場のビットコイン(BTC)ではあるものの、5日移動平均線による20日移動平均線へのゴールデンクロス、更には4月以降の値動きでは20日移動平均線をサポートラインとした値動きへ移行しています。

二つ目はレンジ相場上値への接触頻度の加速です。レジスタンスラインへ接触を増やしながらも、下値を大きく切り下げる展開を見せていないビットコイン(BTC)は、上値を試している展開をみせているということになります。

三つ目は注文比率の動きです。レンジ相場中に売り注文量を急増させたビットコイン(BTC)はその後、売り注文解消により、現在レンジ相場の上値付近まで上昇する動きに至っています。しかしレンジ相場中に溜まった売り注文量は未だ残っている状況であり、更に上値を伸ばせる燃料が残されているという判断ができます。

【ここがポイント】ビットコイン(BTC)/JPYの価格チャートの見方

今後の値動きのポイントとしては、まず売り注文チャートの変化です。3月28日以降急増させていたビットコイン(BTC)の売り注文量は4月までに解消の動きへ切り替わっているものの、3月28日時点の値まで到達していません。

したがって短期的な売り注文量は未だ残されている状況であり、売り注文の解消により更に上値を伸ばせる展開が期待できます。しかし上値を伸ばすことが出来ず、売り注文チャートにて更に下落の動きが居見られた場合は上昇への要因を一つ失った形となり、強気相場の意識が弱まってしまうため注意しましょう。

また今後の下値形成にも注目です。現在レンジ相場の上値付近で張り付いた値動きを見せているビットコイン(BTC)は上値を試す展開となっていると予測できます。仮に今後下値を更新する形を見せてしまう場合、上値を試す値動きは一段落した可能性が生まれ、相場は再びフラットな状況へ戻ることになるでしょう。

今後のビットコイン価格チャートの予想される動き

今後のビットコイン(BTC)の値動きとしては、現段階の状況では強気相場意識が継続ということになり、レンジ相場突破の可能性も高い状況でしょう。

仮に現在のレンジ相場を上方へ抜ける値動きを見せる場合、75日移動平均線が推移する82万円台まで上昇する可能性があるため注目です。

しかし日足チャートでは明日4月5日以降、上値付近に厚い一目均衡表の雲が推移する見通しであり、上値を抑える展開も可能性として挙げられます。一目均衡表の雲に沿って下値を下げる展開を見せる場合、ビットコイン(BTC)の上値は非常に重いと判断しても良いでしょう。

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今後注目！ポイントのビットコイン相場価格

ビットコイン(BTC)相場にとって、今後注目したい価格帯は上値は77万円台、下値は71万円台が意識されることを頭に入れておきましょう。

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