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  • 2020/04/10
  • 2020/04/10
  • コイン東京編集部

仮想通貨ネム(XEM)の次世代チェーン『Symbol』―2020年第3四半期以降のリリースに向けて体制を効率化

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仮想通貨ネム(XEM)の次世代チェーン『Symbol』―2020年第3四半期以降のリリースに向けて体制を効率化
仮想通貨ネム(XEM)、及びNEMブロックチェーンの開発に関与するNEM組織(コアチーム、NEMファウンデーション、NEMスタジオ、NEM ベンチャーズ)は共同声明を発表した。待望のNEM次世代チェーン『Symbol』は、2020年第3四半期以降のリリースとなることが明らかになっている。またNEMエコシステムを主導するガバナンス体制がリニューアルされた。

仮想通貨ネム(XEM)の次世代チェーン『Symbol』に向けて

リリースによると、Symbolの立ち上げに関する初期調査が完了した段階であり、2020年第2四半期の立ち上げが不可能であることがわかっている。NEM組織はSymbolの立ち上げが当初設定された「野心的な日付」から遅れていること原因について「包括的で一般公開されている詳細な作業計画が」なかったと述べており、「計画への配信を確実にするための適切なガバナンス構造が統合されていないこと」が原因としている。

NEM組織間の合意により、既存の3つのNEM組織は単一の共通ガバナンスフレームワークであるNEMグループに移行する。

NEMグループは、運用効率を高め、効果的かつ確実にSymbolの今年後半のリリースを目指すことに。同社は正式なプロジェクト計画(ロードマップ)を作成して10日以内に公開する見込み。内容にはSymbolの立ち上げについての解説が含まれる見込みだ。

また、コミュニティの動きが停滞しているとして、1か月以内に状況改善計画が実施される。これまで複数の既存組織に別々に進められてきた「ソフトウェア開発、コンサルティング、財務管理機能」は整理され、以下のように再編成されることに。

NEMグループ(NEM Group Ltd.)―親会社
NEMトレーディング株式会社―財務
NEMベンチャー株式会社―投資・育成
NEMソフトウェア株式会社―開発

NEM Group Ltdの最高経営責任者には、デイビッド・ショー氏が就任する。同氏はNEMコアチームが設立した「NEMスタジオ」をけん引していた。NEMファンデーションの最高責任者を務めたアレクサンドラ・ティンズマン氏は、運営上のリーダーシップから退くことになる。


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