「最高裁判所の判決が提供する明確性により、インドの顧客向けの取引所の取引量は大幅に増加しています。covid-19による市場のボラティリティも取引所での取引を促進しています」と、仮想通貨取引所CoinSwitchの創設者兼CEOであるAshish Singhal氏は語った。セコイアキャピタルが支援するCoinSwitchは160か国以上、約40万人の月間アクティブユーザーがいる。「3月は最高の月の1つであり、前月の2倍の取引量でした」とSinghal氏は加えた。
2018年にインド準備銀行(RBI)が商業銀行に仮想通貨を扱う企業への口座サービスを提供しないように制定して以降、多くのビットコイン取引所が閉鎖していた。今年3月4日にインド最高裁判所がRBIの命令に違憲判決を下したため、この国の仮想通貨ビジネスは再び盛り上がってきている。
インド最大の仮想通貨取引所WazirXは、過去30日間で毎日の取引量が470%以上増加している。バイナンスが最近買収したWazirXの登録ユーザー数は30万人を超え、これまでに2億8,630万ドル相当の総取引量を処理している。
「10億人以上の人口を抱えるインド市場は、眠れる巨人です。RBIの解禁に関するニュースは、インドでの仮想通貨の採用をさらに促進するだろう」とWazirXの創設者兼CEOであるNischal Shetty氏は述べている。
スタートアップはインドで仮想通貨サービスを立ち上げている。ビットコイン・マーケットプレイスBitBuddyはインドの仮想通貨トレーダーと世界中のミレニアル世代にフォーカスしており、今年10万人の顧客獲得を目指している。BitBuddyのCEOであるAshish Agarwal氏はEconomictimes.Indiatimesに「インドには500万人を超える仮想通貨ユーザーがいます。BitBuddyでは、すべてのユーザーがビットコインに関心を持っていると信じています。今年は10万人の顧客を獲得すると信じています」と語った。
さらには、インドで4番目に大きい貸し手であるイエス銀行が破綻。3月6日の取引でインド・ルピーは対ドルで2018年以来の安値を付け、国内株式市場は急落した。インド準備銀行(中央銀行)はイエス銀行を管理下に置いたが、預金引き出しが制限されており、市民による銀行システムに対する信頼が揺らいでいる。こうした動きを受けて、仮想通貨銀行サービスプラットフォームCashaa Indiaの取引量は1日あたり250%~450%拡大したと4月9日にCoindeskが伝えている。
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