COIN TOKYO

  • 2020/05/01
  • 2020/05/01
  • コイン東京編集部

リップルQ1市場レポート、XRPベースの送金プロダクト「ODL」の取引量が前期比3倍に

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リップルQ1市場レポート、XRPベースの送金プロダクト「ODL」の取引量が前期比3倍に  +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
国際送金ソリューションを提供する米国のRipple(リップル)社は、2020年第1四半期(Q1)の「XRPマーケットリポート」を発表した。『On-Demand-Liquidity(ODL)』の使用量が前期比3倍に拡大している。

XRPベースの送金プロダクト「ODL」の取引量が前期比3倍に

ODL上で取引されたXRPの価値は、米ドル換算で前期比294%以上増加した。ODLはデジタル資産XRPをブリッジ通貨に使用するRippleの国際送金ソリューションだ。金融機関のノストロ口座に置く準備金の必要性を排除するため、顧客のコスト削減に貢献する。ODLのトピックとしてリップル社は、英国を拠点とするデジタル送金サービスAzimoが利用を開始したことを強調している;

「Azimoがフィリピンへの送金サービスを立ち上げると、数ヶ月以内にODLはフィリピンの顧客と英国・欧州の顧客間の通貨送金のアレンジに掛かる費用を30%-50%節約した」

XRP価格と出来高推移
XRP価格と出来高推移

リップル社はまた、仮想通貨XRPが動作する分散台帳XRPレジャー(XRPL)の安定性を強調している。同社によると、3月12日に暗号市場全体でボラティリティが高まり、「ビットコインやイーサリアムのネットワークは圧迫され、パフォーマンスの問題に悩まされた」。しかし、XRPレジャーは「トランザクションの価格設定や速度などのパフォーマンスが安定していたため、XRPが資金移動に適したデジタル資産と示した」と加えた。

2020年第1四半期の総XRP売上高は、前四半期の1,308万ドルに対して175万ドル(USD)に減少した。リップル社は2019年第3四半期(Q3)以来、保守的なアプローチに基づいてXRPを売却している。同社は2020年第1四半期全体を通してこの姿勢を維持したという。


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