ビットコインの次の半減期は2020年5月12日UTC11時頃に予定されており、ブロック報酬は現在の12.5 BTCから6.25 BTCに半減する。4年に1度迎える半減期はこれまで2度経験しており、ビットコインの希少性を高め、価格上昇を引き起こした。
有名な週刊ニュースレター「GREED&FEAR」の4月30日号で、ウッド氏は「ビットコインの需要が引き続き増加することを前提として、2012年と2015年の半減期以後と同様に、価格上昇圧力を増加させるだろう」と書いた。
ビットコイン価格は3月のリスクオフで打撃を受け、3月13日までの週に9,184ドルから3,915ドルに57%下落したことは事実だ」とウッド氏は語る。「それでも、これは必ずしもGREED&FEARを意味するわけではなく、ビットコインが1つの高ベータ値資産であることを意味する」
3回目の供給削減が既に価格に折り込まれているかどうかは、これまで多くの議論がなされてきた。1日のフォーブスによると、ソーシャル投資プラットフォームeToroの暗号通貨アナリスト、サイモン・ピーターズ氏は「強気な投資家の間での熱狂的な動き」を指摘し、「半減期前にビットコイン価格は10,000ドルを超える可能性が高い」と語った。ピーターズ氏はまた「半減期が価格を引き上げる場合が多かったが、ビットコインの強気派は(半減期を)待たずに前倒しでポジションを取り始めている」と加えた。
ピーターズ氏はまた、今後数週間でビットコインの価格を押し上げる可能性があるいくつかの「追い風」を指摘した。
「米国経済の悪化する経済見通しと、米ドルを弱めインフレの懸念を引き起こすマネタリーサプライ増加の可能性がある中、投資家が伝統的な資産から離れて、セーフヘイブン(安全な避難先)を探すようになると、長期的にBTCが以前の19,000ドルを超える高値を簡単にテストできると考えている。」
法定通貨へのヘッジとしての役割に加えて、GREED&FEARのウッド氏はビットコインを含むことで投資ポートフォリオにある程度の多様性を加えると主張している。
「GREED&FEARは、投資家の人口統計プロファイルによって両者に対する態度が明らかに異なるものの、投資家は互いに排他的ではないという意味で、金とビットコインの両方を所有すべきだと考えている。こうした特性と、供給量が固定された機能の組み合わせにより、ビットコインは中央銀行が操作する法定通貨に対するヘッジとなる。」
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