半減期によりビットコインの価格が上昇した場合、XRPやライトコインなどのアルトコインも長期的に利益を得ると考えられています。1月に公表されたリサーチは、ビットコインとアルトコイン市場の相関が依然として強いことを示しています。イーサ(ETH)、ダッシュ(DASH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モネロ(XMR)、およびEOSは、60%から78%のレートで高い相関を示しています。
イーサリアムの相関性は82%で、2019年の1年間にビットコインとの相関が最も高くなっています。フィアットやステーブルコインとの取引ペアは増えていますが、ビットコインはほとんどすべてのアルトコインに対して取引可能であり、より密接に影響します。
Trading ViewのマネージングディレクターPierce Crosbyは、米ドルと相関する米国株式市場と同様に、アルトコインはビットコインに相関すると述べました。「ビットコインは暗号資産クラスにとって最大の資産保存であるため、基本的にすべてが全体的なパフォーマンスに対してペッグされます」。Crosbyはまた「投資家が暗号通貨を1つ所有している場合、他にもいくつか所有しているのだろう」と結論づけています。
言い換えれば、ビットコインが急騰した場合、他の暗号通貨もそれに追随する可能性が高いと言えます。ビットコインの時価総額は暗号市場全体の半分(65.6%)を超えているため、ビットコインの価格変動は常にアルトコイン市場に大きな影響を与えてきました。
過去のビットコインの半減期において、アルトコインの時価総額は高い利益を得ています。最初のビットコインの半減期で、アルトコインの時価総額は2013年6月の4,589万ドルから2013年12月までに20億2,000万ドルへ、4,302%増加しました。2番目の半減期で、アルトコインの時価総額は2016年12月の17.4億ドルから2018年1月までに、史上最高の5559億ドルへと31,849%以上の上昇を記録しました。
時価総額の上昇には他の理由があり、相関は必ずしも因果関係を意味しません。BTCの半減期は、暗号市場全体の大幅な価格上昇より先に起きた一つのイベントにすぎません。実際のところ、2番目の半減期では市場に参入するプロジェクトのICO(イニシャル・コイン・オファリング)の急増に後押しされました。
Ethereum 2.0 phase 0 expected end of summer.
— DavidHoffman.eth (@TrustlessState) April 30, 2020
Staking goes live.
ETH 2 execution risk significant reduction.
Meanwhile, Bitcoin halvening in 2 weeks.
If that’s not a catalyst for a bull market, then nothing is.
トークン化された不動産プラットフォームRealTのCOOであるDavid Hoffman氏は、5月12日に起動見込みの「ビットコインの半減期」と、今夏に予定されている「Ethereum2.0のローンチ」の2つが、市場全体の強気の触媒になると指摘しています。
今夏の終わりに予定されているETH2.0のフェーズ0の起動により、イーサリアムはコンセンサスメカニズムをPoSに変更し、ステーキングが開始されます。これは、ネットワークへの貢献と引き換えに報酬として新規発行トークンを得るため、トークンを保有するインセンティブが働きます。Hoffman氏は、「この(一連の出来事)以外に、強気市場の触媒になりえない」と強調しました。
2020 predictions from our State of Crypto year-end wrap-up (full report: https://t.co/ismqqKs1kA)
— Spencer Bogart (@CremeDeLaCrypto) December 13, 2019
#7 is controversial. Those that don't understand BTC will panic. However, not only would it be a positive development, it's also an inevitable part of a successful BTC trajectory. pic.twitter.com/ePvqpH7ASz
Blockchain Capitalは年末レポートで、2020年にビットコイン価格が20,000ドルを超えると予測するとともに、ETH2.0のローンチが重要な転機になると指摘しました。Blockchain Capitalはまた、イーサリアム上のステーブルコイン、及びDeFiの成長に注目しています。
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