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  • 2020/05/05
  • 2020/05/05
  • コイン東京編集部

ビットコイン上昇時に仮想通貨取引所のテザー(USDT)シェアが減少-Santimentが逆相関を指摘

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ビットコイン上昇時に仮想通貨取引所のテザー(USDT)シェアが減少-Santimentが逆相関を指摘   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
週末のビットコインの調整にもかかわらず、価格は再び9,000ドル近くまで反発した。分析機関Santimentは、仮想通貨取引所の保有するテザー(USDT)シェアとビットコイン価格が逆相関していることを指摘している。「USDTの指標が減少傾向にある場合、ビットコインは9,000ドル以上へ押し上げられる可能性がある」。

取引所のテザー(USDT)シェアとビットコイン価格が逆相関-Santiment分析

引用:Santiment
引用:Santiment

テザー(USDT)は、米ドルの価値にペッグされたステーブルコインだ。4月にテザーは9億9900万ドル相当発行され、時価総額が初めて75億ドルを突破。5月5日時点でその規模は80億ドルに迫ろうとしている。

USDT発行量 引用:Tether社
USDT発行量 引用:Tether社

大規模トランザクションを追跡するWhale Alertによると、テザーは4月だけで新しいUSDTで9億9900万ドルを獲得して、過去最大のペースとなった。ステーブルコインの大量流入は、フィアットから暗号通貨の購入につながる手段であるため、強気の兆候と見なされる。5月5日は新たに8000万ドル分のUSDTが発行されている。

2020年に合計27億ドルのUSDTが発行されており、2月は1億2000万ドル、3月は14億ドルに達している。

今年新たに発行されたUSDTの多くは1億2000万USDT単位であり、テザーCTOのパオロ・アルドイノ氏はこれを「在庫補充」と呼んだ。同氏はWhale Alertのツイートにこう回答した。「これは承認されたが、発行されたトランザクションではないことに注意してください。これは、この金額が次期発行リクエストの在庫として使用されることを意味します」。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】

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