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  • 2020/05/14
  • 2020/05/14
  • コイン東京編集部

半減期後、マイナーによるビットコイン売圧低下の兆し

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半減期後、マイナーによるビットコイン売圧低下の兆し +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
5月12日にビットコインは半減期を迎えて、マイナーの採掘報酬は50%削減した。以後、マイナーは生産コストを回収するため以前よりも市場でBTCを売却しているようだ。いずれマイナーの在庫が尽きると、供給量が減少するため中長期でポジティブな兆候と考えられている。

マイナーによる在庫ビットコインの売却圧力の低下の兆し

半減期を経て、ビットコインの1日の新規発行枚数は以前の1800 BTCから900 BTCに減少した。MeanHashによると、半減期の翌日にFirst Spend(付与されて1度目に使用された)BTCが1522枚に上った。この日の新規発行分よりも622 BTC(500万ドル相当)のFirst Spendコインが市場に投下された。これは、マイナーが直近の採掘コストをカバーするために、BTCの在庫を売却したことを意味する。MeanHashによると、その後のバージンコインの1日あたりの量はかなり急速に減少している。

半減期後に、ビットコインのハッシュ値は137.57エクサハッシュから117.86 Esに16.7%低下した。それでも過去1年で246%増加している。調査によると、AntminerS9は市場の23%のシェアを占めていると言われている。MeanHashによると、電気代0.03ドル/kwh未満であれば、S9はまだ利益を確保している。仮に「ネットワークハッシュが低下し、難易度が低下すれば、損益分岐点がkWhあたり$ 0.04〜$ 0.05に近づく可能性がある。その場合、古いハードウェアはしばらく収益性を保つことができる」とMeanHashは加えた。

過去の半減期では、弱小マイナーの排除が終了すると、ビットコインネットワークの状態が正常に戻り、強気相場の準備が整っていた。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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