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  • 2020/05/20
  • 2020/05/20
  • コイン東京編集部

デリバティブ取引所BitMEXとレンディングBlockFiでトラブル|ビットコインは抵抗ゾーンで方向感失う

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デリバティブ取引所BitMEXとレンディングBlockFiでトラブル|ビットコインは抵抗ゾーンで方向感失う
大手デリバティブ取引所BitMEXの取引エンジンが19日ダウンした。主要なレンディング企業BlockFiは、5月14日にデータ漏洩が発生したことを明かした。市場は5月に深刻な問題に直面している。

デリバティブ取引所BitMEXとレンディングBlockFiでトラブル

ニューヨークの仮想通貨レンディング企業BlockFiは、不正行為者がSIMスワップ攻撃により従業員の携帯電話を乗っ取り、プラットフォームをハッキングして顧客の個人情報「名前、電子メール、生年月日、住所、活動履歴」にアクセスしたと述べた。ただし、ユーザーの資金を引き出したり、銀行口座の詳細、社会保障番号、納税者番号などの機密情報にアクセスすることはなかった。

「2020年5月14日のUTC 07:17 UTC~08:43 UTCに、不正な第三者がBlockFiの従業員の電話番号を侵害して、BlockFiの暗号化されたバックオフィスシステムの一部にアクセスした。」

同社は「BlockFiの顧客や会社の資金に差し迫ったリスクがあるとは考えていない」と加えた。なお、今後数週間にかけて、顧客の出金プロセスでセキュリティチェックが増える可能性がある。

一方、仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXは、UTC 13:29(日本時間-9時間)に取引エンジンがオフラインになり、UTC 13:40にキャンセルオンリーモードでオンラインに戻った。

「すべての資金は安全だが、問題が解決されるまで出金は15:00 UTC頃まで停止されます。ダウンタイム中に清算は発生しませんでした」と同社は述べた。

Skewによると、BitMEXは過去24時間のビットコイン先物取引量で約22億ドルを処理している。

ビットコインは再び10,000ドル近くで失速している。月曜日と火曜日のローソク足はどちらも始値と終値が同じ『寄引同事足(ドージ: Doji)』であり、市場が明確な方向性を欠いていることを示している。直近3回テストされている10522.51ドルの抵抗線のブレイクが、上昇の勢いを再開させるポイントとなる。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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