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  • 2020/05/24
  • 2020/05/24
  • コイン東京編集部

ナイジェリアのビットコインP2P取引量、週10億円規模に|アフリカで仮想通貨需要の成長

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ナイジェリアのビットコインP2P取引量、週10億円規模に|アフリカで仮想通貨需要の成長+仮想通貨ニュースサイト コイン東京
Arcane Researchのレポートによると、アフリカ諸国は世界で最も高い暗号所有率となっている。

ナイジェリアのビットコインP2P取引量、週10億円規模に

アフリカ諸国は世界で最も高い暗号所有率となっている。南アフリカは世界で3番目にランクされており、国のインターネットユーザーの13%が暗号資産を所有または使用している。ナイジェリアは5番目にランクされ、インターネットユーザーの11%が暗号を使用か所有している。

ウガンダ、ナイジェリア、南アフリカ、ケニア、ガーナは、Googleで「暗号通貨:CryptoCurrency」を検索する上位10か国となっている。

Arcane Researchによると、暗号通貨の採用の要因は主に2つある。

1つは、年間約480億ドルものサハラ以南アフリカ諸国の送金需要だ。外国人駐在員は、高額の取引手数料を請求する低速で集中化された送金システムに依存している。モバイル決済でさえ約11%の料金がかかっている。暗号通貨は安価な代替ツールとなる。

もう1つは、インフレへのヘッジだ。アフリカ諸国はインフレ率が高いため、暗号通貨の代替案が必要とされている。

アナリストのKevin Rookeによると、ナイジェリアナイラはP2P取引所Paxful とLocalBitcoinsの合計値で毎週900万ドル(約10億円)のビットコイン取引を行っており、米ドルを除くすべての通貨を上回っている。ケニアシリングと南アフリカランドも毎週100万ドル以上の取引を行っている。

しかし、アフリカ大陸の暗号資産規制はまだ整備されていない。Arcaneのレポートによると、アフリカ政府の60%は、暗号通貨に対する姿勢を明確にしていない。これにより、「デジタル通貨の採用を遅らせている」と指摘した。


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