(TraidingViewのXRP/BTC 4時間足チャート)
XRP/BTCの4時間足チャートを分析していきます。5月27日にサポートラインとして機能していた5日移動平均線を下方へブレイクしたリップル(XRP)は、そのまま5月の最安値である0.0000205BTC台まで下落しました。
下落時のローソク足には下ヒゲを伴う形も確認されており、最安値から反発の値動きも確認できたリップル(XRP)ではありますが、上値は限定的。出来高の反応からも現在のリップル(XRP)は流動性が低い展開だということがわかります。
そのため5月中旬から徐々に溜まった短期取引目的の買い注文が5月末に入り、一時解消、現在は様子見の相場ということになるでしょう。
(TraidingViewのXRP/USD 4時間足チャート)
XRP/USDの4時間足チャートを分析していきます。5月中旬以降レンジ相場の形成を続けていたリップル(XRP)は、5月29日に入り75日移動平均線を超えようとする試みが確認されました。
しかしリップル(XRP)の上昇の値動きは長期移動平均線に抑えられた形となり、ローソク足には長い上ヒゲが伴った形を見せています。
上昇の動きを移動平均線により抑えられたリップル(XRP)ではありますが、その後強い反落を見せてはおらず、引き続きレンジ相場を継続していることから、今後も上値を試す可能性は十分に考えられるでしょう。
しかし今後の相場では4月末以降から形成されている下降トレンドラインも上値を更に抑え込む展開となるため、上値が切り下がる可能性もあります。
現在流動性が低い状況となっているリップル(XRP)。既に2018年以降の最安値を更新している形にもなっているため、一度下落を止めている現段階での相場では更に売り注文を増やすことも、新たに買い注文を増やすこともしにくい状況ではあります。
仮に5月以降の最安値を更新する場合、リップル(XRP)は更に下落が続くと判断されやすく、売り注文量が急増する可能性もあるでしょう。
逆に上昇の値動きでは短期的な買い注文が溜まりやすい状況であり、20日移動平均線での解消の値動きも見られやすい展開ではあります。
今後リップル相場で注目したい価格帯として、まずは5月の最安値であり2018年以降の最安値である0.0000205BTC台ブレイクに注目しましょう。
上値に関しては20日移動平均線が推移する0.0000252BTC台での反落に警戒が必要です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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