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  • 2020/06/10
  • 2020/06/10
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

リトアニア中銀、「LBCoin」(デジタル記念トークン)を発行|NEMウォレットへ送付・保管が可能

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リトアニア中銀、「LBCoin」(デジタル記念トークン)を発行|NEMウォレットへ送付・保管が可能 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
リトアニア銀行は先週、「LBCoin」(記念デジタルトークン)をNEMブロックチェーン上のデジタル通貨として来月発行することを発表した。LedgeInsightが報じた。



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リトアニア中銀、「LBCoin」(デジタル記念トークン)を発行

昨年末に中央銀行は1918年2月16日のリトアニア独立記念日を祝して『LBCoin』の計画を発表した。、LBCoinはブロックチェーン上で発行され、銀行のオンラインショップで19.18ユーロで販売される。

発行量24,000枚のトークンは6カテゴリに分割され、それぞれ4000トークンが割当られる。この仕組みにより、6セットをコンプリートするためのトークンの交換や追加購入を促すねらいだ。リトアニア銀行による2年以上のブロックチェーン実験を経て、LBCoinは7月に正式に発行する計画だ。

デジタルコレクターアイテムの開発に関して、中央銀行はLBCoinを販売するオンラインショップのユーザーテストを完了した。さらに、本人確認(KYC)や支払い関連のサードパーティサービスについても説明している。

LBCoinのプロジェクトマネージャーであるパべル・リプネビッチ氏は、銀行のeウォレットにあるトークンを、パブリックなNEMウォレットに移送したりプレゼントできると述べた。最終的にコレクターは、物理的な銀貨とブロックチェーン上で発行された資産を交換できる。

リトアニア銀行のブロックチェーンプロジェクトマネージャーを務めるアンドリュー・アダモニス氏は「リトアニア銀行は2018年3月以来、ブロックチェーンに模索してきた」とCoindeskに語っている。中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の小規模な実験のようだとして、LBCoinは関心を寄せる声も多いと同氏は加えた。

このイニシアチブは、デジタル通貨の模索を含むリトアニア銀行のブロックチェーンスキルを開発するために開始された。昨年、中央銀行は世界中の中央銀行デジタル通貨(CBDC)イニシアチブをレビューする論文を発表した。

リトアニア銀行はブロックチェーンサンドボックスも運営しており、Hyperledger Fabricを使用したIBMポーランドと、Cordaを試用した北欧のIT企業Tietoが、中央銀行向けにLBChainを開発している。


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