Depending on your assumptions, an aggregate 1% institutional allocation to Bitcoin can easily bring Bitcoin’s marketcap above $1 trillion, or over $50,000 per BTC pic.twitter.com/8vogmvevWf
— Ryan Watkins (@RyanWatkins_) June 23, 2020
【参考】2つの年金基金の投資を受ける米Morgan Creek、ポートフォリオの最大5%をビットコインに配分するよう提案
5月に著名なヘッジファンド・マネージャーでのポール・チューダー・ジョーンズ氏は、ビットコインに「1桁台のパーセンテージ」を投資したことを明かした。メッサリのライアン・ワトキンス氏のレポートは機関の動きの影響力を計測しようとしたものだ。
寄付基金や財団、ファミリーオフィス、ソブリン・ウェルスファンド、年金基金、ミューチュアルファンドが管理資産の1%割り当てると、ビットコイン市場に約4,800億ドルの新しい資金が流れ込むと算出した。
暗号資産の投資会社Place Holderのパートナーのクリス・バーニスク氏は、機関の参入が2017年の強気トレンドの2~25倍の価格上昇をもたらすと試算している。これを引用してワトキンス氏は「機関のフローが必ずしも資産価格に1対1の増加をもたらすわけではなく、価格変動幅をはるかに増幅する可能性がある」と加えた。
ジョーンズと同様に、いくつかの機関がすでに暗号資産に投資している。いくつかの伝統的なヘッジファンドと大学の寄付金は、それぞれのポートフォリオに暗号資産を取り入れている。2つの公的年金基金であるバージニア州フェアファックスの警察の退職金制度と従業員の退職金制度は、モルガン・クリークの基金への合計投資額は5,000万ドルを超えている。
「インフラが整っており、マクロ経済の背景があり、ビットコインが(2008年経済危機)の縁から始まって成長しているため、ビットコインは機関投資家からの割り当てを受ける準備がこれまでにないほど進んでいる」とワトキンス氏はまとめた。「ビットコインが世界的に採用される非ソブリンのストアオブバリューとなるためには、機関投資家に富の移転を説得する必要がある」と加えた。
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