キンゴールドは2002年に設立され、中国湖北省で最大の民間金処理業者です。同社は63トンの金の延べ棒を使用して、中国の合計14の金融機関から5年間で200億元の融資を受けました。しかし、ローン担保として使用された83トンの金の延べ棒の少なくとも一部は、金メッキされた銅であることがわかっています。83トンという数量は、2019年時点で中国の年間金生産量の22%、国家金準備の4.2%に相当します。
債権者である東莞トラストは、キンゴールドの担保を売却しようとしたところ偽造品であることに気づきました。また別の信託会社は金の延べ棒をテストする裁判所命令を取得し、担保が銅合金であることを突き止めたという。中国当局はこの問題を調査していますが、キンゴ―ルドは不正行為を否定しています。金業界の自主規制組織である上海金取引所は、6月24日にキンゴールドをメンバーから除籍しました。
中国での金融資詐欺には前例があります。2016年には19の金融機関が偽造ゴールドに騙され、190億元(27億ドル)相当の融資を付与しました。こうした事例は、金の真贋品の判別が難しく、金融機関でさえ偽造品にだまされる可能性があることを示しています。一方、ビットコインは暗号で保護され、検証可能です。
仮想通貨取引所 Geminiのタイラー・ウィンクルボス氏は「これがビットコインがゴールド2.0である理由だ。偽造することは数学的に不可能」と述べています。Shapeshiftのエリック・ボールヒースCEOは以下のように述べた;
「私は金の擁護者だが、ビットコインが金を簡単に打ち負かすマネタリー属性の1つが検証可能性だ。無料ソフトウェアを使用すると、あらゆる人間がビットコインの信頼性を検証できる。金の検証には専門知識と設備が必要であり、拡張が困難だ」。
Parallax Digitalの、ロバート・ブリードラブCEOは、ビットコインのメリットを確認している「ビットコインは、金よりも分割可能で、耐久性があり、携帯可能で、認識可能(検証可能性を含む)であり、希少だ。また、ビットコインは安全保護コストが低く、盗難に対しても脆弱性が低い。自由市場はどれを選ぶだろうか?」。
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