Genesisによると、第2四半期の融資残高合計は前期比118%増加した。また、ローンの新規組成は22億ドルを上回り、前年同期比で324%増加している。Genesisのマイケル・モロCEOはThe Blockに対して、第2四半期の成長の多くは今年3月の暴落(コロナショック)がきっかけになったと語った。
2013年にニューヨークで設立されたGenesis Tradingは、機関・適格投資家向けに高額取引を行う業界初の店頭(OTC)マーケットメーカーの1つだ。同社は2018年3月にレンディング事業Genesis Capitalをオープンした。2020年第2四半期までにGenesisは暗号及び現金ローンで84億ドル以上を融資している。
スポット・トレーディングデスクでは、Genesisは第2四半期に52億ドル相当の仮想通貨を取引した。6月に新設したデリバティブデスクの売上高は4億ドルに上った。Genesisは報告書で、トレーダーらが新たな利回りの機会を模索していると述べた。
「第2四半期の主なテーマは、仮想通貨の金利需要だった。金利は(通常)、多くの資産クラスで市場を動かすが特に過去3か月は顕著だった」。
第2四半期はビットコインのボラティリティが低下していたため、トレーダーは新たな収益機会を求めていた。Genesisは最も一般的な金利生成手段として、「レンディング」、「コール上書き」、そして「流動性マイニング」を挙げた。
流動性マイニングやイールドファーミングを活用するために、ヘッジファンド積極的にトークンを借りて、CompoundなどのDeFiプラットフォームに預けてきた。これにより金利だけでなく新たに発行されるCompトークンを獲得できる。Genesisのデリバティブ責任者ジョシュア・リム氏によると、BAT(ベーシック・アテンション・トークン)とREP(オーガー)への関心が急上昇したという。やがて需要はUSDT、USDC、およびDAIなどのステーブルコインにシフトした。
現在、DeFi(分散型金融)市場にロックアップされた仮想通貨の総額は40億ドルを超えている。CompoundにおけるBATに対する預入金利は一時14%にも上った。
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